ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、21日は上昇が5業種、下落が7業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　素材：6,790.73（+0.7％)
　2　工業：900.05（+0.51％)
　3　エネルギー：11,796.89（+0.39％)
　4　通信：1,508.22（+0.26％)
　5　一般消費財：2,030.44（+0.06％)
　6　必需消費財：11,703.33（-0.34％)
　7　医療・ヘルスケア：6,991.33（-0.55％)
　8　公共事業：5,441.65（-0.66％)
　9　コングロマリット：1,313.24（-0.79％)
　10　情報技術：9,777.65（-0.91％)
　11　金融：3,050.14（-1.02％)
　12　不動産・建設：1,335.53（-1.04％)

ハンセン指数
　引値：17391.01ポイント
　前日比：-120.07ポイント
　騰落率：-0.69％

中国企業指数
　引値：6141.78ポイント
　前日比：-53.80ポイント
　騰落率：-0.87％

レッドチップ指数
　引値：3564.80ポイント
　前日比：-12.00ポイント
　騰落率：-0.34％

　21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.35％安の2856.58ポイントだった。深セン成分指数は0.28％安の8229.75ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5095億5500万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。市場全体を動かす材料が乏しいなか、今週後半に開かれるジャクソンホール会議で米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長が講演を予定しているとあって、様子見気分が広がった。セクター別では、ゲーム、文化・メディア、製薬、医療機器などが安い。半面、バッテリー素材、バッテリー、教育、貴金属などが買われた。

　A株市場では、百貨店運営の王府井集団（600859）、環境マネジメントの東江環保（002672）が続落。建材メーカーの安徽コンチセメント（600585）、豚肉大手の牧原食品（002714）、重機メーカーの中聯重科（000157）、インフラ建設の上海隧道工程（600820）なども下げが目立った。半面、自動車部品メーカーの恵州市徳賽西威汽車電子（002920）、ゲーム関連の完美世界（002624）、バスメーカーの宇通客車（600066）などが買われたほか、歌爾（002241）、浙江水晶光電科技（002273）、立訊精密工業（002475）などテック株の一角が買いを集めた。

　上海B株指数は0.12％高の231.89ポイント、深センB株指数は0.42％安の1083.70ポイントだった。