週明け19日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に切り返した。米連邦準備理事会（FRB）が9月に利下げを開始するとの観測や先週末の米長期金利の低下が好感されているもよう。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比0.59％高の2896.36ポイントで推移。セクター別では、貴金属と保険が全面高。輸送用設備、宝飾品、石炭なども買われている。半面、光学光電子、コンシューマーエレクトロニクス、建設コンサルティング、不動産サービスなどが安い。

　週明け19日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。米連邦準備理事会（FRB）が9月に利下げを開始するとの観測が続くなか、前週末に米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。米長期金利の低下も好感されている。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前営業日比0.89％高の17584.97ポイントで推移している。個別では、JDドットコム（09618）や美団（03690）、アリババ集団（09988）などが買われて指数を押し上げているほか、理想汽車（02015）や中国宏橋（01378）も高い。半面、信義光能（00968）や石薬集団（01093）が売られている。

上海総合指数
　始値：2877.95ポイント
　前日比：-1.48ポイント
　騰落率：-0.05％

上海B株指数
　始値：235.22ポイント
　前日比：-0.03ポイント
　騰落率：-0.01％

深セン成分指数
　始値：8341.83ポイント
　前日比：-8.04ポイント
　騰落率：-0.1％

深センB株指数
　始値：1106.31ポイント
　前日比：0.04ポイント
　騰落率：0％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3344.26ポイント
　前日比：-1.37ポイント
　騰落率：-0.04％