24日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏へ浮上。人民元相場の下落圧力や中国からの資金流出、米中の関係のさらなる悪化などへの懸念が引き続き重しとなるものの、前日に終値ベースで2月19日以来およそ5カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感が強まった銘柄を買い戻す動きが相場を支えている。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.20％高の2921.22ポイントで推移。セクター別では、造船と貴金属が全面高。コンシューマーエレクトロニクス、通信設備、電子部品なども買われている。半面、鉄道・道路、自動車、自動車部品などが安い。

上海総合指数
　始値：2909.15ポイント
　前日比：-6.22ポイント
　騰落率：-0.21％

上海B株指数
　始値：230.85ポイント
　前日比：-0.09ポイント
　騰落率：-0.04％

深セン成分指数
　始値：8582.63ポイント
　前日比：-23.95ポイント
　騰落率：-0.28％

深センB株指数
　始値：1127.00ポイント
　前日比：-0.32ポイント
　騰落率：-0.03％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3432.35ポイント
　前日比：-7.53ポイント
　騰落率：-0.22％

ハンセン指数
　始値：17454.43ポイント
　前日比：-14.93ポイント
　騰落率：-0.09％

中国企業指数
　始値：6189.54ポイント
　前日比：-5.15ポイント
　騰落率：-0.08％

レッドチップ指数
　始値：3670.47ポイント
　前日比：-0.62ポイント
　騰落率：-0.02％