香港証券取引所は13日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通（滬）」（上海コネクト・サウスバウンド）の取引状況は次の通り。

■港股通（上海→香港）
　　当日の売買代金：98億2544万HKドル
　　買い代金：53億5938万HKドル
　　売り代金：44億6606万HKドル

■当日の売買代金上位10銘柄

1 テンセント（00700）
　売買代金：1,538百万HKドル
　　買い代金：886百万HKドル
　　売り代金：652百万HKドル

2 トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン（02800）
　売買代金：1,226百万HKドル
　　買い代金：1,220百万HKドル
　　売り代金：6百万HKドル

3 美団（03690）
　売買代金：990百万HKドル
　　買い代金：417百万HKドル
　　売り代金：573百万HKドル

4 CNOOC（00883）
　売買代金：798百万HKドル
　　買い代金：549百万HKドル
　　売り代金：249百万HKドル

5 ハンセン中国企業指数ETF（02828）
　売買代金：677百万HKドル
　　買い代金：628百万HKドル
　　売り代金：49百万HKドル

6 チャイナ・モバイル（00941）
　売買代金：647百万HKドル
　　買い代金：411百万HKドル
　　売り代金：236百万HKドル

7 南方東英ハンセンテック指数ETF（03033）
　売買代金：582百万HKドル
　　買い代金：572百万HKドル
　　売り代金：10百万HKドル

8 中国銀行（03988）
　売買代金：454百万HKドル
　　買い代金：358百万HKドル
　　売り代金：97百万HKドル

9 中国建設銀行（00939）
　売買代金：450百万HKドル
　　買い代金：250百万HKドル
　　売り代金：199百万HKドル

10 小米集団（01810）
　売買代金：433百万HKドル
　　買い代金：266百万HKドル
　　売り代金：167百万HKドル

　香港証券取引所は13日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、上海A株に投資する「滬股通」（上海コネクト・ノースバウンド）の取引状況は次の通り。

■滬股通（香港→上海）
　　当日の売買代金：624億3872万元
　　買い代金：315億4387万元
　　売り代金：308億9485万元

■当日の売買代金上位10銘柄

1 貴州茅台酒（600519）
　　売買代金：1,714百万元
　　買い代金：712百万元
　　売り代金：1,002百万元

2 富士康工業互聯網（601138）
　　売買代金：1,342百万元
　　買い代金：710百万元
　　売り代金：632百万元

3 賽力斯集団（601127）
　　売買代金：1,163百万元
　　買い代金：610百万元
　　売り代金：553百万元

4 無錫薬明康徳新薬開発（603259）
　　売買代金：877百万元
　　買い代金：426百万元
　　売り代金：451百万元

5 中国長江電力（600900）
　　売買代金：804百万元
　　買い代金：353百万元
　　売り代金：451百万元

6 中国船舶工業（600150）
　　売買代金：685百万元
　　買い代金：326百万元
　　売り代金：359百万元

7 紫金鉱業集団（601899）
　　売買代金：676百万元
　　買い代金：397百万元
　　売り代金：279百万元

8 中国旅遊集団中免（601888）
　　売買代金：641百万元
　　買い代金：489百万元
　　売り代金：152百万元

9 中国平安保険（601318）
　　売買代金：635百万元
　　買い代金：322百万元
　　売り代金：314百万元

10 隆基緑能科技（601012）
　　売買代金：624百万元
　　買い代金：262百万元
　　売り代金：362百万元

　14日の香港市場は上値の重い展開か。きょう夜に米国で2月の小売売上高や生産者物価指数（PPI）が発表される予定とあって、結果を見極めようと様子見ムードが強まりそうだ。来週18日には中国で小売売上高や鉱工業生産などの主要経済指標が発表されるほか、19−20日には米連邦公開市場委員会（FOMC）の開催も控えている。

　一方、中国政府は13日、設備投資や自動車・家電製品の買い替えなどを盛り込んだ景気刺激策を発表しており、恩恵が見込まれるセクターなどを中心に買いが期待できそうだ。ただ、ハンセン指数は約3カ月半ぶりの高値水準とあって、利益確定の売りが広がる可能性もある。

　13日のNY株式市場は高安まちまち。ダウ平均は37.83米ドル高（+0.10％）と3日続伸して終了し、S&P500は0.19％安と反落して終了。あすの小売売上高やPPIを見極めたいとして値動きは限定的だった。一方、ハイテク株主体のナスダック総合はやや下げ幅が大きく、0.54％安と反落した。エヌビディアが1.12％安となったほか、インテルが4.44％安となるなど半導体関連に売りが目立ち、SOXが2.47％安となったことが投資家心理を冷やした。