9日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。米長期金利の上昇を受け、中国が追加利下げなどによる金融緩和をしにくくなるとの見方から幅広いセクターで売りが先行。きょうは春節（旧正月）前日で半日立ち会いとあって、持ち高を調整する動きも相場の重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前日比1.70％安の15608.90ポイントで推移している。個別では、海運の東方海外（00316）や、前日大引け後に1月の不動産販売額を発表した龍湖集団（00960）の下げがきつい。医薬品ネット通販の阿里健康（00241）と京東健康（06618）、保険大手の中国平安保険（02318）も大幅安となっている。一方、オンラインゲームのネットイース（09999）が逆行高。

ハンセン指数
　始値：15709.30ポイント
　前日比：-168.77ポイント
　騰落率：-1.06％

中国企業指数
　始値：5300.43ポイント
　前日比：-59.65ポイント
　騰落率：-1.11％

レッドチップ指数
　始値：3224.08ポイント
　前日比：-21.79ポイント
　騰落率：-0.67％

　NYMEX原油 中心限月
　　終値：76.22
　　前日比：2.36
　　騰落率：3.20％

　COMEX金 中心限月
　　終値：2047.90
　　前日比：-3.80
　　騰落率：-0.19％

　LME銅 3カ月物
　　終値：8193.50
　　前日比：-118.50
　　騰落率：-1.43％

　LMEアルミ 3カ月物
　　終値：2224.42
　　前日比：2.44
　　騰落率：0.11％