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指数: 15分ディレイ
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6日の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日ぶりに大幅反発。終値は前日比3.23%高の2789.49ポイントだった。深セン成分指数は6.22%高の8460.38ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9263億2500万元だった。
上海総合指数は心理的節目の2700ポイントを下回って寄り付いたが、同節目を回復してほどなくプラス圏に浮上すると、徐々に上げ幅を拡大し、一時、2800ポイントを超える場面もあった。指数は前日まで6営業日続落し、2020年 3月23日以来、約3年10カ月ぶりの安値水準を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが入ったほか、中国政府系ファンドの中央匯金投資が6日、A株市場でオープンエンド型上場投資信託(ETF)の買い増し範囲を拡大したと発表したことも投資家心理を強気に傾けた。終値は1月30日以来、1週間ぶり高値だった。セクター別では、証券やバッテリー素材が全面高となったほか、バイオ、半導体、太陽光発電設備などを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、内装や不動産サービスが売られた。 A株市場では、自社株買い計画を発表した大族激光科技産業集団(002008)が大幅高となったほか、春節(旧正月)の大型連休を前に万達電影(002739)も高かった。江蘇恒瑞医薬(600276)や上海復星医薬(600196)の上昇も目立った。半面、ペトロチャイナ(601857)や中国神華能源(601088)が下げた。 上海B株指数は3.47%高の242.46ポイント、深センB株指数は2.82%高の1005.18ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2789.49ポイント 前日比:87.30ポイント 騰落率:3.23% 上海B株指数 引値:242.46ポイント 前日比:8.12ポイント 騰落率:3.47% 深セン成分指数 引値:8460.38ポイント 前日比:495.67ポイント 騰落率:6.22% 深センB株指数 引値:1005.18ポイント 前日比:27.55ポイント 騰落率:2.82% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3311.69ポイント 前日比:111.27ポイント 騰落率:3.48% |
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6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに大幅反発。前場終値は前日比2.46%高の15890.89ポイントだった。中国企業指数は3.09%高の5378.51ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で546億4000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ一本調子で上げ幅を拡大。10日移動平均(前引け時点で15783.05ポイント)を上抜け、前場の高値圏で引けた。中国当局が市場下支え策を強化するとの見方から本土A株市場が上昇したことで、香港市場でも投資家心理が強気に傾き、足元で売られていた銘柄の買い直しが広がったもよう。中国証券監督管理委員会は5日、悪質な空売りを厳しく取り締まると警告。中国政府系ファンドの中央匯金投資は6日、オープンエンド型上場投資信託(ETF)の買い増し範囲を拡大したと発表した。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)、美団(03690)が買われて相場の上昇を主導。前日に売られた吉利汽車(00175)が7%近く上げたほか、不動産株の龍湖集団(00960)と碧桂園服務(06098)、食品・飲料株の中国蒙牛乳業(02319)が急反発した。半面、香港公益株の長江インフラ(01038)、中電控股(00002)が売られた。電動工具の創科実業(00669)は続落した。 |
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