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指数: 15分ディレイ
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週明け5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.15%安の15510.4ポイントだった。中国企業指数は0.01%高の5219.73ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で486億6000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合った。前週末に発表された1月の米雇用統計が予想を上回る強い内容となり、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退したことや、米長期金利の上昇を嫌気してリスクを回避する動きが先行。もっとも、中国政府の景気対策や相場対策に対する期待が根強いなか、下値の堅さを確認すると下げ幅を縮小し、前引け前にはプラス圏に浮上する場面もあった。 個別では、龍湖集団(00960)、華潤万象生活(01209)など本土不動産株が安い。香港不動産株の恒隆地産(00101)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(02319)、製薬株の中国生物製薬(01177)なども売られた。半面、前週末に急落した医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)と薬明生物技術(02269)が反発したほか、長江グループ系公益事業者の長江インフラ(01038)、スポーツ用品の李寧(02331)、大型ネット株の美団(03690)などが買いを集めた。 |
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ハンセン指数
引値:15510.42ポイント 前日比:-23.14ポイント 騰落率:-0.15% 中国企業指数 引値:5219.73ポイント 前日比:0.74ポイント 騰落率:0.01% レッドチップ指数 引値:3160.23ポイント 前日比:-28.46ポイント 騰落率:-0.89% |
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週明け5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続落。前場終値は前営業日比1.82%安の2680.47ポイントだった。深セン成分指数は2.28%安の7872.08ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5522億700万元だった。
上海総合指数は次第に下げ幅を広げ、全面安の展開。下落率は一時3.5%に迫った。前引けにかけてやや値を戻したものの、心理的節目の2700ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。前週末発表の米1月雇用統計が総じて強い結果となり米長期金利が上昇したことで、中国が追加の金融緩和をしにくくなるとの見方から売りが膨らんだもよう。米国との関係の緊張も引き続き警戒されている。セクター別では、電機や教育が全面安のほか、ソフトウエア開発、インターネットサービス、環境保護関連などが大幅に下落。一方、銀行の一角が買われた。 上海B株指数は3.62%安の233.30ポイントと続落。深センB株指数は1.67%安の977.51ポイントと5営業日続落した。 |
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