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1日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続落。終値は前日比0.64%安の2770.74ポイントだった。深セン成分指数は0.34%高の8240.48ポイントと5営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7029億9900万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退。中国景気の先行き不安が根強く、新たな買い材料に乏しいとあって相場全体の方向感を欠いた。中盤に高くなる場面があったものの、心理的節目の2800ポイント付近で上値の重さが意識され、再びマイナス圏に沈んだ。終値は22日以来の安値圏となった。建設・エンジニアリングや教育、不動産サービス、公共事業、石油など幅広いセクターが売りに押されるなか、太陽光発電設備と医療サービスが逆行高を演じた。 A株市場ではインフラ建設の中国鉄建(601186)と中国交通建設(601800)、保険株の新華人寿保険(601336)と中国太平洋保険(601601)、不動産株の保利発展控股集団(600048)が安い。特定用途無線大手の海能達通信(002583)は連日で10%近く下落。車載電池メーカーの国軒高科(002074)と環境マネジメントの東江環保(002672)も売られた。半面、テック株の上昇が目立ち、科大訊飛(002230)、浙江大華技術(002236)、三安光電(600703)が買われた。台湾・鴻海精密工業傘下の富士康工業互聯網(601138)が9%超高だったほか、漢方薬の華潤三九医薬(000999)、半導体製造装置の北方華創科技集団(002371)も大幅に反発した。 上海B株指数は0.77%高の245.93ポイントと続伸。深センB株指数は0.51%安の998.17ポイントと3日続落した。 |
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上海総合指数
引値:2770.74ポイント 前日比:-17.81ポイント 騰落率:-0.64% 上海B株指数 引値:245.93ポイント 前日比:1.89ポイント 騰落率:0.77% 深セン成分指数 引値:8240.48ポイント 前日比:27.64ポイント 騰落率:0.34% 深センB株指数 引値:998.17ポイント 前日比:-5.16ポイント 騰落率:-0.51% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3217.71ポイント 前日比:2.36ポイント 騰落率:0.07% |
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1日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比1.35%高の15694.56ポイントだった。中国企業指数は1.46%高の5269.97ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で546億2000万HKドル。
ハンセン指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もあったが、一気に上げ幅を拡大すると、その後はプラス圏で堅調に推移した。中国メディアの財新が1日発表した2024年1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.8と、市場予想の50.6を上回り、3カ月連続で50を超えたことが好感された。また、中国政府による景気対策や相場対策への期待は強く、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。 個別では、アリババ集団(09988)や美団(03690)が買われて指数を押し上げたほか、李寧(02331)や海底撈国際(06862)、中升集団(00881)は上昇率が6%を超えた。半面、中国海外発展(00688)や恒隆地産(00101)など不動産株、CNOOC(00883)やペトロチャイナ(00857)など石油株が軟調だった。 |
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