マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
30日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比1.83%安の2830.53ポイントだった。深セン成分指数は2.40%安の8375.98ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6636億4000万元だった。
上海総合指数はマイナス圏でもみ合い、終盤に下げ幅を拡大すると、終値は24日以来の安値だった。中国政府の景気対策と相場対策への期待は強いものの、あす31日に中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されるとあって、様子見ムードが強まったほか、最近の上昇を受けて利益確定の売りも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、ゲームや教育、酒造が全面安となるなど、幅広いセクターで売りが優勢だった。一方、2023年12月本決算の業績見通しなどを材料に個別物色の動きが活発だった。 A株市場では、TCL中環新能源科技(002129)や順豊控股(002352)、三安光電(600703)、王府井集団(600859)などが大きく下げた。半面、2023年12月本決算で増益となる見通しを発表した科大訊飛(002230)や国軒高科(002074)が買われた。 上海B株指数は2.15%安の243.32ポイント、深センB株指数は2.06%安の1015.87ポイント。 |
|
||
上海総合指数
引値:2830.53ポイント 前日比:-52.83ポイント 騰落率:-1.83% 上海B株指数 引値:243.32ポイント 前日比:-5.34ポイント 騰落率:-2.15% 深セン成分指数 引値:8375.98ポイント 前日比:-205.78ポイント 騰落率:-2.4% 深センB株指数 引値:1015.87ポイント 前日比:-21.36ポイント 騰落率:-2.06% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3245.04ポイント 前日比:-58.92ポイント 騰落率:-1.78% |
|
||
30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比1.95%安の15764.13ポイントだった。中国企業指数は2.17%安の5291.41ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で499億9000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の16000ポイントを割り込んで寄り付いた後、下げ幅を拡大した。米中対立の激化を巡る警戒感に加え、中国不動産デベロッパー大手、中国恒大集団(03333)に対して香港の高等法院(高等裁判所)が29日に「清算命令」を出したことを受け、中国不動産企業が抱える深刻な債務問題への懸念が改めて意識された。中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表など国内外の重要イベントをあすに控え、リスクを回避する動きが優勢だった。 個別では、本土不動産株の龍湖集団(00960)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)と親会社の信義ガラス(00868)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、自動車・電池メーカーのBYD(01211)が急落した。半面、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)が逆行高を演じたほか、香港不動産関連のLink REIT(00823)、医薬品流通大手の国薬控股(01099)がしっかり。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
06/13 |
[統計] 5月の社会融資総量、市場予想を下回る![]() |
06/13 |
[統計] 5月の融資増加額は予想下振れ、人民元貸付残高7.1%増![]() |
06/13 |
[統計] 5月末のマネーサプライM2は7.9%増、市場予想下回る![]() |
06/13 | [業界] 16日の決算発表予定銘柄と業績予想(香港市場):カフェ・ド・コラル |
06/13 | [業界] 香港市場の自社株買い、34銘柄で総額309億円(6月13日) |
レポート |