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指数: 15分ディレイ
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30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比1.95%安の15764.13ポイントだった。中国企業指数は2.17%安の5291.41ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で499億9000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の16000ポイントを割り込んで寄り付いた後、下げ幅を拡大した。米中対立の激化を巡る警戒感に加え、中国不動産デベロッパー大手、中国恒大集団(03333)に対して香港の高等法院(高等裁判所)が29日に「清算命令」を出したことを受け、中国不動産企業が抱える深刻な債務問題への懸念が改めて意識された。中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表など国内外の重要イベントをあすに控え、リスクを回避する動きが優勢だった。 個別では、本土不動産株の龍湖集団(00960)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)と親会社の信義ガラス(00868)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、自動車・電池メーカーのBYD(01211)が急落した。半面、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)が逆行高を演じたほか、香港不動産関連のLink REIT(00823)、医薬品流通大手の国薬控股(01099)がしっかり。 |
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ハンセン指数
引値:15764.13ポイント 前日比:-313.11ポイント 騰落率:-1.95% 中国企業指数 引値:5291.41ポイント 前日比:-117.52ポイント 騰落率:-2.17% レッドチップ指数 引値:3240.75ポイント 前日比:-56.99ポイント 騰落率:-1.73% |
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30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.62%安の2865.60ポイントだった。深セン成分指数は0.89%安の8505.02ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4015億2200万元だった。
上海総合指数はマイナス圏でもみ合った。中国政府の景気対策と相場対策への期待は強いものの、あす31日に中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されるとあって、様子見ムードが強まったほか、最近の上昇を受けて利益確定の売りも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、教育とゲームが全面安となったほか、酒造や不動産開発、半導体なども売られた。半面、造船や電力、証券の一角が買われた。一方、2023年12月本決算の業績見通しなどを材料に個別物色の動きが活発だった。 上海B株指数は1.12%安の245.87ポイント、深センB株指数は1.74%安の1019.14ポイントだった。 |
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