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指数: 15分ディレイ
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週明け29日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比0.94%高の16102.02ポイントだった。中国企業指数は1.05%高の5416.30ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で545億HKドル。
ハンセン指数は前週末に割り込んでいた心理的節目の16000ポイントを始値で回復。上昇率1%付近の水準で堅調に推移した。米連邦準備理事会(FRB)が注視する経済指標がインフレの鈍化傾向を改めて示したことで、香港市場でも運用リスクを取りやすくなった。中国当局による本土株式相場の下支え策への期待も続いている。中国証券監督管理委員会(CSRC)が譲渡制限株式の貸し出しを29日から全面禁止すると発表し、市場では「空売り」を抑制する措置と受け止められた。 個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が買われて相場の上昇を主導。チャイナ・ユニコム(00762)、国薬控股(01099)、シノペック(00386)など中国の中央企業(中央政府が管轄する国有企業)の傘下企業も買いを集めた。食品・飲料株のバドワイザーAPAC(01876)、中国蒙牛乳業(02319)、康師傅控股(00322)が高い。半面、無錫薬明康徳新薬開発(02359)と薬明生物技術(02269)が前週末に続いて大幅安。25日に米下院に提出された米「バイオセキュア法」草案が中国人民解放軍との関連を指摘したことで、警戒する売りが膨らんだ。パソコン大手のレノボグループ(00992)、新エネルギー車大手のBYD(01211)、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)も続落した。 |
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ハンセン指数
引値:16102.02ポイント 前日比:149.79ポイント 騰落率:0.94% 中国企業指数 引値:5416.30ポイント 前日比:56.06ポイント 騰落率:1.05% レッドチップ指数 引値:3314.99ポイント 前日比:65.56ポイント 騰落率:2.02% |
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週明け29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。前場終値は前営業日比0.30%高の2918.81ポイントだった。深セン成分指数は1.08%安の8667.73ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5246億8900万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。小高く寄り付いた後、前週末終値を挟んだ一進一退の展開。中国の株式相場下支え策が支援材料となった。中国証券監督管理委員会(CSRC)は28日、譲渡制限株式の貸し出しを29日から全面禁止するなどと発表。市場に出回る貸株の量を減らすことで、未保有の株式を借りて売却する「空売り」を抑制する効果を狙った措置とみられる。もっとも、指数が前週末まで4日続伸し、約3週間ぶり高値圏で推移しているだけに、利益確定売りが重しとなり、中盤には心理的節目の2900ポイントを割り込む場面もあった。 セクター別では、保険、銀行、建設コンサルティング、酒造などが高い。半面、ゲームと電機が全面安。太陽光発電設備、通信設備、プラスチック製品なども下げた。 上海B株指数は0.05%高の248.58ポイント、深センB株指数は0.38%高の1039.96ポイントだった。 |
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