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週明け29日の香港市場は反発して始まるか。米連邦準備理事会(FRB)が注視する経済指標がインフレの鈍化傾向を改めて示したことで、香港市場でも買いが先行するだろう。26日発表の2023年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数は食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比で2.9%上昇。伸びは11月の(3.2%上昇)から鈍化し、市場予想(3.0%上昇)も下回った。
中国の株式相場下支え策も支えとなる。中国証券監督管理委員会(CSRC)は28日、譲渡制限株式の貸し出しを29日から全面禁止すると発表した。市場に出回る貸株の量が減れば、未保有の株式を借りて売却する「空売り」が抑制される効果を狙った措置とみられる。 もっとも、買い一巡後は上値が重くなりそうだ。30−31日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。会合後にパウエルFRB議長が開く会見での発言内容を見極めたいとして、積極的な売買を見送る展開があり得る。 26日のNY株式相場は高安まちまち。弱い見通しが嫌気されたインテルが大幅安となりS&P500とナスダック総合が反落した一方、予想を上回る2024年通期見通しを発表したアメリカン・エキスプレスが大幅高となりダウ平均が続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、JDドットコム(09618)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。 |
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本日から取引停止になる銘柄と取引再開になる銘柄は次の通り。
※ストックコネクト採用のA株とB株が対象 ★以下の銘柄は本日から取引再開 該当なし ★以下の銘柄は本日から取引停止 該当なし |
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香港証券取引所は26日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(深)」(深センコネクト・サウスバウンド)の取引状況は次の通り。
■港股通(深セン→香港) 当日の売買代金:183億5572万HKドル 買い代金:102億5426万HKドル 売り代金:81億146万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 1 薬明生物技術(02269) 売買代金:2,098百万HKドル 買い代金:917百万HKドル 売り代金:1,181百万HKドル 2 トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン(02800) 売買代金:1,327百万HKドル 買い代金:1,326百万HKドル 売り代金:1百万HKドル 3 CNOOC(00883) 売買代金:1,036百万HKドル 買い代金:415百万HKドル 売り代金:621百万HKドル 4 テンセント(00700) 売買代金:807百万HKドル 買い代金:424百万HKドル 売り代金:383百万HKドル 5 ハンセン中国企業指数ETF(02828) 売買代金:750百万HKドル 買い代金:749百万HKドル 売り代金:1百万HKドル 6 美団(03690) 売買代金:587百万HKドル 買い代金:274百万HKドル 売り代金:312百万HKドル 7 チャイナ・モバイル(00941) 売買代金:499百万HKドル 買い代金:281百万HKドル 売り代金:218百万HKドル 8 南方東英ハンセンテック指数ETF(03033) 売買代金:316百万HKドル 買い代金:282百万HKドル 売り代金:34百万HKドル 9 MOGデジテック(01942) 売買代金:306百万HKドル 買い代金:159百万HKドル 売り代金:147百万HKドル 10 金斯瑞生物科技(01548) 売買代金:303百万HKドル 買い代金:137百万HKドル 売り代金:167百万HKドル |
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