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指数: 15分ディレイ
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26日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。終値は前日比0.14%高の2910.22ポイントだった。深セン成分指数は1.06%安の8762.33ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8286億9300万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開に終始した。前日まで大幅に3日続伸した後とあって、週末を前に利益確定売りが重しとなった。半面、中国当局による景気浮揚策と資本市場への支援措置の効果を期待する買いが下値を支え、心理的節目を割り込む水準では下げ渋った。結局、前日に続き終値ベースで5日以来およそ3週間ぶりの高値を更新した。 セクター別では、銀行が全面高。不動産開発、不動産サービス、鉄道・道路なども高い。半面、半導体、医療サービス、コンシューマーエレクトロニクス、太陽光発電設備などが下げた。 A株市場では、ペトロチャイナ(601857)、中国交通建設(601800)、中国銀行(601988)、中国建設銀行(00939)など、国有大手を親会社に持つ「中字頭」(社名が「中国」で始まる)と呼ばれる国有資本銘柄が大幅に続伸した。漢方薬の華潤三九医薬(000999)、東阿阿膠(000423)、不動産株の保利発展控股集団(600048)、招商局蛇口工業区控股(001979)、万科企業(000002)も買いを集めた。半面、テクノロジー株の富士康工業互聯網(601138)、曙光信息産業(603019)、立訊精密工業(002475)、歌爾(002241)や、自動車部品メーカーの寧波均勝電子(600699)、恵州市徳賽西威汽車電子(002920)、医薬品製造・販売会社の華東医薬(000963)などが売られた。 上海B株指数は1.66%高の248.46ポイント、深センB株指数は0.05%高の1036.03ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:2910.22ポイント 前日比:4.11ポイント 騰落率:0.14% 上海B株指数 引値:248.46ポイント 前日比:4.06ポイント 騰落率:1.66% 深セン成分指数 引値:8762.33ポイント 前日比:-93.89ポイント 騰落率:-1.06% 深センB株指数 引値:1036.03ポイント 前日比:0.49ポイント 騰落率:0.05% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3333.82ポイント 前日比:-9.10ポイント 騰落率:-0.27% |
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26日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.94%安の16059.99ポイントだった。中国企業指数は1.51%安の5386.25ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で564億8000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に前日終値を挟んでもみ合った後、下げ幅を拡大。前日に上抜けていた20日移動平均線(前引け時点で16060.43ポイント)を割り込んで前場の取引を終えた。前日までの3日間で1250ポイント超上昇し、心理的節目の16000ポイントを上抜けたとあって、いったん利益を確定する売りが優勢となった。中国本土市場で半導体株が売られ、主要株式指数が下落したことも投資家心理を悪化させたもよう。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)が売られ、相場の重荷となっている。パソコン大手のレノボグループ(00992)、ガラス大手の信義ガラス(00868)も大幅安だった。電気自動車(EV)メーカーのBYD(01211)と理想汽車(02015)は続落。米テスラの23年10−12月期決算を受けた売りが出たもよう。半面、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)、カジノ株の銀河娯楽(00027)が続伸した。 |
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