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24日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比1.80%高の2820.77ポイントだった。深セン成分指数は1%高の8682.19ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7669億5400万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた。中国当局による相場支援策を期待する買いが先行した。23日に中国政府が資本市場の安定化を図るため、複数の政策支援ツールを検討していると外電が報じたほか、中国証券監督管理委員会(CSRC)が同日の会合で、資本市場の安定推移を「全力で維持する」と表明したと伝わった。買い巡後は上げ幅を縮小し、中盤にはマイナス圏に沈む場面もあったが、2740ポイント付近で下げ渋ると再びプラス圏へ浮上。後場後半には節目の2800ポイントに乗せ、この日の高値圏で取引を終えた。 セクター別では、証券、保険、造船が全面高。不動産開発、不動産サービスなども高い。半面、太陽光発電設備、半導体、バッテリーなどが下げた。 A株市場では、インフラ建設の中国中鉄(601390)、中国交通建設(601800)、中国鉄建(601186)、中国建築(601668)、保険大手の中国人寿保険(601628)、アルミ大手の中国アルミ(601600)など、中央企業などの国有大手を親会社に持つ「中字頭」(社名が「中国」で始まる)と呼ばれる国有資本銘柄の上昇が目立った。家電メーカーの海信家電集団(000921)や、鉄鋼大手のアンガン・スチール(000898)、2023年12月本決算の大幅増益見通しを発表したウェイチャイ・パワー(000338)も大幅高。半面、テクノロジー株のTCL中環新能源科技(002129)、用友網絡科技(600588)、歌爾(002241)、ゲーム関連の三七互娯網絡科技集団(002555)、太陽電池メーカーの隆基緑能科技(601012)などが下げた。 上海B株指数は3.97%高の236.08ポイント、深センB株指数は1.58%高の1015.18ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2820.77ポイント 前日比:49.79ポイント 騰落率:1.80% 上海B株指数 引値:236.08ポイント 前日比:9.01ポイント 騰落率:3.97% 深セン成分指数 引値:8682.19ポイント 前日比:85.91ポイント 騰落率:1% 深センB株指数 引値:1015.18ポイント 前日比:15.83ポイント 騰落率:1.58% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3277.11ポイント 前日比:45.18ポイント 騰落率:1.4% |
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24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.80%高の15476.85ポイントだった。中国企業指数は1.01%高の5192.82ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で587億6000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に上げ幅を広げ、上昇率が一時2%を上回った。中国当局が本土株式相場の下支えに乗り出すとの観測が続き、香港市場に重複上場する銘柄を中心に買いが先行した。もっとも、10日移動平均線(前引け時点で15639.83ポイント)を超える水準では利益確定売りが出たもよう。本土市場の下落もあってハンセン指数は上げ幅を縮め、前場の安値圏で引けた。 個別では、創業者の馬雲氏らの株式買い増しが伝わったアリババ集団(09988)が大きく買われた。ネット株の美団(03690)、百度(09888)も上昇し、相場を押し上げた。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、都市ガスの新奥能源(02688)、オンラインゲームのネットイース(09999)は大幅に続伸。石油株のペトロチャイナ(00857)、通信株のチャイナ・ユニコム(00762)の上昇も目立った。半面、ビール大手の華潤ビール(00291)、電気自動車の理想汽車(02015)、不動産開発の龍湖集団(00960)が急反落。医薬品関連の中国生物製薬(01177)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)も安い。 |
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