ハンセン指数
　始値：15602.45ポイント
　前日比：248.47ポイント
　騰落率：1.62％

中国企業指数
　始値：5232.11ポイント
　前日比：91.18ポイント
　騰落率：1.77％

レッドチップ指数
　始値：3059.33ポイント
　前日比：25.61ポイント
　騰落率：0.84％

■中信証券（06030/600030）：2023年12月本決算の速報値で、純利益は前年比7.7％減の196億86400万元だった。営業収益は7.8％減の600億4700万元。

■ウェイチャイ・パワー（02338/000338）は23日大引け後、2023年12月本決算で純利益が前年比約75−90％増の85億8400万−93億2000万元に上る見通しを発表した。

■アリババ集団（09988）：共同創業者である馬雲（ジャック・マー）氏と蔡崇信（ジョセフ・ツァイ）氏（アリババ集団会長）が同社株を大幅に買い増ししたと市場で伝わったことについて、中国の経済紙『中国証券報』が23日、アリババ集団が情報を確認したと報じた。

　24日の香港市場は続伸か。前日に続き、中国当局が本土株式相場の下支えに乗り出すとの観測が買い安心感につながりそうだ。中国証券監督管理委員会（CSRC）は23日の会合で、資本市場の安定推移を「全力で維持する」と表明。上場企業の質と投資価値の向上に力を入れ、中国の特色ある上場企業のバリュエーション体系を構築すると表明した。

　23日の米株式市場で、アリババ集団（09988）の共同創業者である馬雲（ジャック・マー）氏と蔡崇信（ジョセフ・ツァイ）氏（アリババ集団会長）が同社株を大幅に買い増ししたと伝わり、同社の米預託証券（ADR）が大きく買われた。きょうの香港市場で同社株が買いを集めれば、相場全体が押し上げられるだろう。

　23日のNY株式相場は、ダウ平均が4営業日ぶりに反落。見通しが嫌気された3Mが急落して相場の重荷となった。半面、S&P500とハイテク株主体のナスダック総合はともに4営業日続伸した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は総じて上昇。大型ネット株のアリババ集団とテンセント（00700）、JDドットコム（09618）、美団（03690）、国際金融銘柄のAIAグループ（01299）とHSBC（00005）、新エネルギー車メーカーのBYD（01211）がそろって香港終値を上回って引けた。