■ 1月24日（水）
【権利落日】嘉美食品包装（002969）(特別配当）

　23日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団（BABA）が前日比7.85％高の74.02米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）も7.49％高の107.19米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の23日終値は次の通り。

　■アリババ集団（BABA）：74.02米ドル（+7.85％）
　■百度（BIDU）：107.19米ドル（+7.49％）
　■トリップ・ドットコム（TCOM）：36.05米ドル（+3.15％）
　■JDドットコム（JD）：23.22米ドル（+7.20％）
　■ウェイボー（WB）：8.65米ドル（+3.35％）
　■ネットイース（NTES）：98.04米ドル（+7.85％）
　■モモ（MOMO）：6.09米ドル（+1.84％）
　■レンレン（RENN）：0.99米ドル（0％）
　■滴滴全球（DIDI）：3.50米ドル（0％）
　■捜狐（SOHU）：9.79米ドル（+1.77％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：2.31米ドル（+0.22％）
　■テンセント・ミュージック（TME）：8.58米ドル（+1.90％）

　23日のNY株式相場は高安まちまち。S&P500とナスダック100の高値更新が続いた一方、見通しが嫌気された3Mが急落しダウ平均を押し下げた。前日に初めて3万8000米ドル台に乗せたダウ平均は96.36米ドル安（-0.25％）の3万7905.45米ドルと4日ぶりに反落。決算が好感されたベライゾンが6.70％高、プロクター・アンド・ギャンブルが4.14％高となったものの、3Mが11.03％安となり、1銘柄でダウ平均を78米ドル余り押し下げた。

　一方、S&P500はおおむねプラス圏で推移し、0.29％高と4日続伸して終了。3日連続で終値の最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.43％高と4日続伸し、終値の最高値まで3.93％に接近。ナスダック100指数は0.43％高と4日続伸し、4日連続で終値の最高値を更新した。S&P500の11セクターは生活必需品、コミュニケーション、IT、エネルギーなど７セクターが上昇し、不動産、一般消費財など4セクターが下落した。

　決算発表銘柄は上記のほか、ユナイテッド航空が5.31％高、ブラウン・アンド・ブラウンが4.81％高、RTXが5.33％高となった一方、DRホートンが9.24％安、ロッキード･マーティンが4.16％安と好悪まちまちとなった。

　引け後に決算を発表したネットフリックスは時間外で8％超上昇。売上高が予想を上回ったほか、ストリーミング会員数が予想の876万件を大きく上回る131万件となったことが好感された。