マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
23日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。終値は前日比0.53%高の2770.98ポイントだった。深セン成分指数は1.38%高の8596.28ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7042億4200万元だった。
上海総合指数は、前場はマイナス圏での推移が目立ったが、後場はほぼプラス圏で推移した。指数は前日に終値ベースで2020年4月1日以来、約3年10カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、中国政府が資本市場の安定化を図るため、複数の政策支援ツールを検討していると伝わったことも投資家心理を強気に傾けた。ただ、中国経済の先行き不安は強く、相場の重しとなった。セクター別では、ゲームや証券、石炭がほぼ全面高となった半面、繊維・アパレル、観光・ホテル、建材などが売られた。 A株市場では、科大訊飛(002230)や三七互娯網絡科技集団(002555)が大幅高となったほか、2023年12月本決算で黒字転換する見通しを発表した欧菲光集団(002456)も高かった。半面、国軒高科(002074)や順豊控股(002352)、江蘇恒立液圧(601100)などが売られた。 上海B株指数は2.94%高の227.07ポイント、深センB株指数は0.61%高の999.35ポイント。 |
|
||
上海総合指数
引値:2770.98ポイント 前日比:14.64ポイント 騰落率:0.53% 上海B株指数 引値:227.07ポイント 前日比:6.48ポイント 騰落率:2.94% 深セン成分指数 引値:8596.28ポイント 前日比:116.73ポイント 騰落率:1.38% 深センB株指数 引値:999.35ポイント 前日比:6.09ポイント 騰落率:0.61% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3231.93ポイント 前日比:13.03ポイント 騰落率:0.4% |
|
||
23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに大幅反発。前場終値は前営業日比2.46%高の15329.03ポイントだった。中国企業指数は2.70%高の5137.06ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で707億1000万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ、心理的節目の15000ポイントに乗せて寄り付くと、上げ幅を拡大した。中国政府が資本市場の安定化を図るため、2兆元規模の安定化基金の新設を含めて複数の政策支援ツールを検討していると外電が伝えたことを受け、当局による市場救済への期待が高まった。指数は一時上昇率を3%超に拡大したが、その後はやや縮小してもみ合った。 個別では、前日に安かった本土不動産株の龍湖集団(00960)と華潤置地(01109)が急反発。太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)、自動車ディーラーの中升集団(00881)、新興自動車メーカーの理想汽車(02015)も大幅高。ネット株のJDドットコム(09618)、テンセント(00700)などが買われ、指数を押し上げた。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(01044)、産金株の紫金鉱業集団(02899)が逆行安となった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |