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指数: 15分ディレイ
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに大幅反発。前場終値は前営業日比2.46%高の15329.03ポイントだった。中国企業指数は2.70%高の5137.06ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で707億1000万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ、心理的節目の15000ポイントに乗せて寄り付くと、上げ幅を拡大した。中国政府が資本市場の安定化を図るため、2兆元規模の安定化基金の新設を含めて複数の政策支援ツールを検討していると外電が伝えたことを受け、当局による市場救済への期待が高まった。指数は一時上昇率を3%超に拡大したが、その後はやや縮小してもみ合った。 個別では、前日に安かった本土不動産株の龍湖集団(00960)と華潤置地(01109)が急反発。太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)、自動車ディーラーの中升集団(00881)、新興自動車メーカーの理想汽車(02015)も大幅高。ネット株のJDドットコム(09618)、テンセント(00700)などが買われ、指数を押し上げた。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(01044)、産金株の紫金鉱業集団(02899)が逆行安となった。 |
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ハンセン指数
引値:15329.03ポイント 前日比:367.85ポイント 騰落率:2.46% 中国企業指数 引値:5137.06ポイント 前日比:135.11ポイント 騰落率:2.70% レッドチップ指数 引値:3022.09ポイント 前日比:53.61ポイント 騰落率:1.81% |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.35%安の2746.74ポイントだった。深セン成分指数は0.62%高の8532.30ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4427億8500万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、プラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かず、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。指数は前日に終値ベースで2020年4月1日以来、約3年10カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、中国政府が資本市場の安定化を図るため、複数の政策支援ツールを検討していると伝わったことも投資家心理を強気に傾けた。ただ、中国経済の先行き不安は強く、相場の重しとなった。セクター別では、繊維・アパレルや観光・ホテル、内装などが売られた半面、太陽光発電設備や証券、ゲームなどが買われた。 上海B株指数は1.51%高の223.93ポイント、深センB株指数は0.02%高の993.48ポイントだった。 |
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