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指数: 15分ディレイ
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週明け22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比1.99%安の15004.77ポイントだった。中国企業指数は1.95%安の5027.31ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で522億6000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まり、下げ幅を拡大する展開。前引けにかけて、小幅ながら心理的節目の15000ポイントを割り込む場面があった。朝方は前週末の米ハイテク株高を受けた買いが入ったが、中国の思い切った金融緩和や財政出動への期待が後退するなか、資金を引き揚げる動きがあったもよう。ロイター通信は19日、中国の国務院(内閣に相当)が一部の地方政府などに対し、投資完了率が50%に満たないインフラ事業の建設を延期・中止するよう指示したようだと報じた。 個別では、不動産株の華潤置地(01109)と華潤万象生活(01209)、恒隆地産(00101)、龍湖集団(00960)が急落。医薬品関連の翰森製薬(03692)、国薬控股(01099)、京東健康(06618)も安い。ビール大手のバドワイザーAPAC(01876)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)は大幅続落した。半面、パソコン大手のレノボグループ(00992)が続伸。前週末に2023年12月本決算の速報値を発表した招商銀行(03968)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:15004.77ポイント 前日比:-303.92ポイント 騰落率:-1.99% 中国企業指数 引値:5027.31ポイント 前日比:-99.93ポイント 騰落率:-1.95% レッドチップ指数 引値:2996.69ポイント 前日比:-94.78ポイント 騰落率:-3.07% |
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週明け22日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比0.86%安の2807.90ポイントだった。深セン成分指数は1.1%安の8690.07ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4161億2400万元だった。
上海総合指数は終始軟調に推移した。安く寄り付いた後、もみ合いながら下げ幅を拡大。寄り付き前に発表された事実上の政策金利となる1月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は、1年物と5年物がともに前月と同水準に据え置かれた。中国経済の先行き不安が根強いなか、当局による追加金融緩和や財政出動への期待が続いているものの、実施時期が不透明との見方が地合いを圧迫したもよう。 セクター別では、ゲーム、百貨店が全面安。観光・ホテル、文化・メディア、不動産内装なども売られた。半面、保険、銀行の一角が買われ、ある程度の支えとなった。 上海B株指数は0.8%安の222.56ポイント、深センB株指数は1.12%安の1007.45ポイントだった。 |
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