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19日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比0.47%安の2832.28ポイントだった。深セン成分指数は0.68%安の8787.02ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6666億900万元だった。
上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。終値ベースで2020年5月25日以来、約3年8カ月ぶり安値を再び更新。前場はわずかながらプラス圏に浮上する場面もあったが、買いの勢いは弱かった。中国経済の先行き不安が根強いなか、週末を前にリスクを回避する動きが優勢。中国政府による追加金融緩和や財政出動への期待が続いているものの、実施時期が不透明との見方もあり、投資家心理を悪化させた。 セクター別では、風力発電設備が全面安。太陽光発電設備、送配電設備、インターネットサービスなども安い。半面、ゲーム、観光・ホテル、宝飾品などが買われた。 A株市場では、前日に高かった太陽電池関連の晶澳太陽能科技(002459)と隆基緑能科技(601012)が反落。送配電用機器の思源電気(002028)、環境関連の福建龍浄環保(600388)、北京東方園林環境(002310)、自動車部品メーカーの寧波均勝電子(600699)も下げが目立った。半面、台湾・鴻海精密工業傘下の富士康工業互聯網(601138)が続伸したほか、ゲーム関連の三七互娯網絡科技集団(002555)、完美世界(002624)、大手旅行会社の中青旅控股(600138)、小売チェーン運営の王府井集団(600859)などが買いを集めた。 上海B株指数は0.5%安の224.35ポイント、深センB株指数は0.21%安の1018.83ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:2832.28ポイント 前日比:-13.50ポイント 騰落率:-0.47% 上海B株指数 引値:224.35ポイント 前日比:-1.12ポイント 騰落率:-0.5% 深セン成分指数 引値:8787.02ポイント 前日比:-59.98ポイント 騰落率:-0.68% 深センB株指数 引値:1018.83ポイント 前日比:-2.17ポイント 騰落率:-0.21% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3269.78ポイント 前日比:-4.95ポイント 騰落率:-0.15% |
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19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.20%安の15361.39ポイントだった。中国企業指数は0.63%安の5139.39ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で475億1000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株高を受けて序盤に高く推移したものの、前引けにかけて下げに転じた。米長期金利の上昇を嫌気した売りが次第に広がったもよう。米労働市場の底堅さを示す経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退している。 個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)が売られ、相場の重荷となった。ガラス大手の信義ガラス(00868)、即席めん大手の康師傅控股(00322)、石炭大手の中国神華能源(01088)が大幅安。製薬の翰森製薬(03692)、中国生物製薬(01177)、石薬集団(01093)はそろって反落した。一方、アジア保険会社のAIAグループ(01299)、JDドットコム子会社の京東健康(06618)が高い。米ブリザード・エンターテイメントに対する訴えを取り下げたと伝わったネットイース(09999)は大幅に続伸した。 |
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