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17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に4営業日続落。前場終値は前日比2.81%安の15419.68ポイントだった。中国企業指数は3.00%安の5183.25ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で620億6000万HKドルだった。
ハンセン指数は安く寄り付き、序盤に下げ幅を拡大。前日のNY市場で米長期金利が上昇し、米株式相場が下落した流れを引き継いだ。加えて、中国の主要経済指標の結果を受けて景気減速が改めて意識され、幅広い銘柄に売りが出たもよう。中国国家統計局が午前に発表した2023年10−12月期の国内総生産(GDP)と12月の小売売上高は市場予想から下振れした。主要70都市の12月の新築住宅平均価格(中国国家統計局のデータに基づきロイター通信が算出)は前月比の下落率が0.4%と、23年3月以来9カ月ぶりの大きさだった。 個別では、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)と京東健康(06618)の下げがきつい。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)、生活アプリ運営の美団(03690)、新エネルギー車のBYD(01211)、都市ガスの新奥能源(02688)は大幅に続落。ビール大手のバドワイザーAPAC(01876)、香港不動産株の恒隆地産(00101)も安い。一方、白物家電大手の海爾智家(06690)が小幅ながら逆行高。 |
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ハンセン指数
引値:15419.68ポイント 前日比:-446.24ポイント 騰落率:-2.81% 中国企業指数 引値:5183.25ポイント 前日比:-160.05ポイント 騰落率:-3.00% レッドチップ指数 引値:3124.07ポイント 前日比:-87.81ポイント 騰落率:-2.73% |
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17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.64%安の2875.60ポイントだった。深セン成分指数は0.89%安の8912.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3546億1400万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。早期利下げ観測が後退し、前日の米株式相場が下落した流れを引き継いだほか、中国国家統計局が17日発表した2023年10−12月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率が前年同期比5.2%と市場予想(5.3%増)から下振れたことなどが嫌気された。セクター別では、貴金属とバッテリー素材が全面安となったほか、観光・ホテル、太陽光発電設備なども売られた。半面、繊維・アパレルや鉄道・道路、銀行の一角が買われた。 上海B株指数は1.12%安の226.37ポイント、深センB株指数は1.40%安の1032.80ポイントだった。 |
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