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指数: 15分ディレイ
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週明け15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.15%安の16219.55ポイントだった。中国企業指数は0.64%安の5447.03ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で395億4000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。中国人民銀行は15日の公開市場操作(オペ)で、中期貸出制度(MLF)金利を前月と同じく2.5%に据え置いた。市場ではMLF金利の引き下げへの期待が高まっていただけに、失望売りが出た。もっとも、本土市場で安く始まった上海総合指数がプラス圏に浮上したこともあり、売り一巡後は前日終値を挟んでもみ合った。 個別では、大型ネット株の百度(09888)が10%超安と急落。新興自動車メーカーの理想汽車(02015)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、本土不動産株の中国海外発展(00688)と華潤置地(01109)も安い。半面、バイオ医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)が反発したほか、長江グループ系公益事業者の長江インフラ(01038)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、アジア生保のAIAグループ(01299)などが買われた。 |
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ハンセン指数
引値:16219.55ポイント 前日比:-25.03ポイント 騰落率:-0.15% 中国企業指数 引値:5447.03ポイント 前日比:-34.91ポイント 騰落率:-0.64% レッドチップ指数 引値:3256.71ポイント 前日比:-4.74ポイント 騰落率:-0.15% |
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週明け15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.36%高の2892.28ポイントだった。深セン成分指数は0.01%安の8995.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4027億5400万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上すると、徐々に上げ幅を拡大し、一時、心理的節目の2900ポイントに乗せる場面もあった。中国人民銀行が12日に発表した新規融資や社会融資総量などの金融統計がいずれも予想を下振れたことや、中東情勢の緊迫化などが嫌気されたが、景気対策や相場対策への期待は強く、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。きょう発表された中期貸出制度(MLF)の1年物金利は、市場では0.1%引き下げられるとみられていたものの、予想に反して2.5%に据え置かれた。セクター別では、観光・ホテルや小売りがほぼ全面高となったほか、宝飾や半導体なども買われた。半面、バッテリー素材が全面安。軍需や環境保護なども売られた。 上海B株指数は0.86%高の227.11ポイント、深センB株指数は0.07%高の1045.99ポイントだった。 |
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