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指数: 15分ディレイ
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12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.03%高の16307.10ポイントだった。中国企業指数は0.26%高の5508.63ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で405億1000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退。強弱材料が入り混じり、方向感を欠いた相場となった。米長期金利の低下を背景に11日の米株式相場が上昇した半面、同日発表の2023年12月の米消費者物価指数は前年同月比の上昇率が市場予想を上回り、早期の米利下げ観測が後退したもよう。きょう発表された12月の中国経済指標はまちまちの結果。物価統計は消費者物価指数が予想より上振れした一方、生産者物価指数が下振れ。米ドル建て貿易統計は輸出が上振れしたが、輸入は下振れした。 個別では、大型ネット株の美団(03690)とテンセント(00700)が続伸し、相場を支えた。自動車販売の中升集団(00881)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)は大幅高。スポーツ用品の李寧(02331)と安踏体育用品(02020)も買われた。一方、香港を拠点とする銀行銘柄のHSBC(00005)、中銀香港(02388)、ハンセン銀行(00011)が売られ、相場の重荷となった。製薬の中国生物製薬(01177)は大幅に続落。電気自動車の理想汽車(02015)、不動産開発の龍湖集団(00960)も安い。 |
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ハンセン指数
引値:16307.10ポイント 前日比:5.06ポイント 騰落率:0.03% 中国企業指数 引値:5508.63ポイント 前日比:14.15ポイント 騰落率:0.26% レッドチップ指数 引値:3263.79ポイント 前日比:15.88ポイント 騰落率:0.49% |
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12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続伸。前場終値は前日比0.01%高の2886.87ポイントだった。深セン成分指数は0.34%安の9023.42ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4411億6500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、ほどなくして上向きに転じ、前場半ばに心理的節目の2900ポイントに乗せた。ただ、2900ポイントを超える水準で伸び悩み、節目付近の売り圧力が意識されると、再び上げ幅を縮小した。中国指導部が「美麗中国」建設の長期計画を打ち出したことを受け、恩恵を受けそうな銘柄が物色されたほか、12月の米ドル建て輸出の予想上振れも好感された。半面、米早期利下げ期待の後退や中東情勢の緊迫化が重しとなり、週末を前に買いの勢いは限られた。 セクター別では、貴金属が全面高。太陽光発電設備、環境関連、公共事業、海運・港湾運営なども高い。半面、ゲームが全面安となったほか、ソフトウエア開発、インターネットサービス、コンピューター設備などが下げた。 上海B株指数は0.49%高の225.28ポイント、深センB株指数は0.32%高の1049.47ポイントだった。 |
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