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週明け8日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。終値は前営業日比1.42%安の2887.54ポイントだった。深セン成分指数は1.85%安の8947.72ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6573億300万元だった。
上海総合指数は終日マイナス圏で軟調に推移し、終値は心理的節目の2900ポイントを割り、2022年4月26日以来、約1年8カ月ぶり安値だった。注目された米国の12月雇用統計が市場予想を上回る強い結果となったことで早期の利下げ期待が後退したほか、中国の大手民営資産管理会社、中植企業集団の破産清算申請を北京の裁判所が受理したことを受け、中国の「リーマン・モーメント」への懸念も強まった。セクター別では、半導体やソフトウエア開発、電子部品などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。 A株市場では、新希望六和(000876)や中興通訊(000063)、用友網絡科技(600588)、曙光信息産業(603019)などが大きく下げた。半面、2023年12月本決算で85−150%を増益となる見通しを明らかにした宇通客車(600066)がストップ高。京東方科技集団(000725)や東阿阿膠(000423)も買われた。 上海B株指数は0.94%安の230.64ポイント、深センB株指数は0.68%安の1059.05ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2887.54ポイント 前日比:-41.64ポイント 騰落率:-1.42% 上海B株指数 引値:230.64ポイント 前日比:-2.18ポイント 騰落率:-0.94% 深セン成分指数 引値:8947.72ポイント 前日比:-168.72ポイント 騰落率:-1.85% 深センB株指数 引値:1059.05ポイント 前日比:-7.24ポイント 騰落率:-0.68% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3286.06ポイント 前日比:-43.05ポイント 騰落率:-1.29% |
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週明け8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に5営業日続落。前場終値は前営業日比2.04%安の16197.34ポイントだった。中国企業指数は2.46%安の5469.15ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で479億HKドルだった。
ハンセン指数は高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈み、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大した。先週末に発表された2023年12月の米雇用統計が強い内容だったことを受け、米早期利下げ期待が後退し、リスク回避の動きが優勢。本土市場で上海総合指数が3営業日続落となり、一時心理的節目の2900ポイントを割り込んだことも投資家心理を悪化させた。 個別では、自動車ディーラーの中升集団(00881)、スマホメーカーの小米集団(01810)、バイオ医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)、ガラスメーカーの信義ガラス(00868)の下げが目立った。大型ネット株のJDドットコム(09618)、美団(03690)も4%超の下落。半面、石炭株の中国神華能源(01088)、欧州金融大手のHSBC(00005)がしっかり。 |
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