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指数: 15分ディレイ
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5日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.85%安の2929.18ポイントだった。深セン成分指数は1.07%安の9116.44ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7363億400万元だった。
上海総合指数は、前場は前日終値付近でもみ合ったが、後場に入って徐々に下げ幅を拡大すると、終値は昨年12月27日以来、1週間超ぶりの安値だった。中国政府による景気対策への期待は強いものの、この日の夜に米国の雇用統計が発表されるほか、週明けには中国の貿易統計が発表される予定とあって、様子見ムードが強く、相場の重しとなった。セクター別では、風力発電設備やゲーム、通信サービス、教育が全面安となるなど、幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、銀行が買われた。 A株市場では、華東医薬(000963)や江蘇恒瑞医薬(600276)が大きく下げたほか、鄭州千味央厨食品(001215)や曙光信息産業(603019)も安かった。半面、中信銀行(601998)や海爾智家(600690)が高かったほか、主要製品の2023年生産量を発表した洛陽モリブデン(603993)が買われた。 上海B株指数は0.41%安の232.82ポイント、深センB株指数は0.05%安の1066.29ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2929.18ポイント 前日比:-25.17ポイント 騰落率:-0.85% 上海B株指数 引値:232.82ポイント 前日比:-0.95ポイント 騰落率:-0.41% 深セン成分指数 引値:9116.44ポイント 前日比:-98.81ポイント 騰落率:-1.07% 深センB株指数 引値:1066.29ポイント 前日比:-0.57ポイント 騰落率:-0.05% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3329.11ポイント 前日比:-17.94ポイント 騰落率:-0.54% |
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5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続落。前場終値は前日比0.14%安の16622.45ポイントだった。中国企業指数は0.14%安の5641.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で440億HKドルだった。
ハンセン指数は安く始まり、前日終値を挟んで一進一退の展開。米連邦準備理事会(FRB)が景気判断の上で重視する23年12月の米雇用統計が香港時間今夜に発表されるとあって模様眺めムードが強く、相場の方向感を欠いた。前日の米ハイテク株安と米長期金利の上昇が警戒されたものの、ハンセン指数は下値のめどとして意識された20日移動平均線(前引け時点で16563.57ポイント)を割り込むと下げ渋り、同水準を守って前場の取引を終えた。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)とテンセント(00700)が売られ、相場の重荷となった。医薬品関連の翰森製薬(03692)、薬明生物技術(02269)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)は続落。パソコン大手のレノボグループ(00992)、ビール醸造の華潤ビール(00291)も安い。一方、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)、都市ガスの新奥能源(02688)が大幅に続伸。不動産株の九龍倉置業地産(01997)と華潤置地(01109)、家電株の海爾智家(06690)も買われた。 |
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