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年明け2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.45%安の16800.73ポイントだった。中国企業指数は1.60%安の5676.47ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で429億6000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いたものの、マイナス圏に沈んで序盤に下げ幅を拡大。10日移動平均線(前引け時点で16701.83ポイント)に近い水準では下げ渋ったものの、心理的節目の17000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。中国景気の先行き不安から売りが先行した。12月31日に中国国家統計局が発表した2023年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と、市場コンセンサス予想(49.5)を下回り、3カ月連続で50を割り込んだ。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公開をあすに控え、内容を見極めたい投資家は積極的な買いを手控えたもよう。 個別では、保険株の中国平安保険(02318)とAIAグループ(01299)が下落し、相場の重荷となった。新エネルギー車の理想汽車(02015)、ビール大手の華潤ビール(00291)、太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)の下げがきつい。不動産開発の龍湖集団(00960)と華潤置地(01109)、スポーツ用品の李寧(02331)も大幅安だった。半面、オンラインゲームのネットイース(09999)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)が高い。石炭大手の中国神華能源(01088)、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)は続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:16800.73ポイント 前日比:-246.66ポイント 騰落率:-1.45% 中国企業指数 引値:5676.47ポイント 前日比:-92.03ポイント 騰落率:-1.60% レッドチップ指数 引値:3286.13ポイント 前日比:-64.32ポイント 騰落率:-1.92% |
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年明け2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.21%安の2968.70ポイントだった。深セン成分指数は0.91%安の9438.24ポイントと4営業日ぶりに反落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5040億8600万元だった。
上海総合指数はおおむねマイナス圏の狭いレンジでもみ合い。昨年末は終値ベースで12月12日以来、半月ぶりの高値を付けただけに、いったん利益を確定する売りが出やすい。もっとも、下値を売り込む動きは限定的。12月31日に中国国家統計局が発表した2023年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.0と市場コンセンサス予想(49.5)を下回ったが、中国メディアの財新がきょう午前に発表した同月の中国製造業PMIは50.8と予想から上振れした。 セクター別では半導体や酒造、太陽光発電設備、バッテリー素材が売られる半面、海運・港湾、軍需関連、石炭、建設機械が買われた。 上海B株指数は0.98ポイント高の232.58ポイント、深センB株指数は0.03ポイント高の1081.03ポイントだった。 |
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