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指数: 15分ディレイ
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27日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.54%高の2914.61ポイントだった。深セン成分指数は0.38%高の9191.74ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6368億3500万元だった。
上海総合指数は、序盤はマイナス圏での推移が目立ったが、中盤にプラス圏に浮上して心理的節目の2900ポイントを回復すると、後場はプラス圏で堅調に推移した。中国景気の先行き不安が相場の重しとなる一方、指数は前日に約1年2カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。国家統計局が午前に発表した2023年11月の工業企業(年間売上高2000万元以上の企業)の税引き前利益が前年同月比29.5%増と、4カ月連続でプラス成長となったことも好感された。セクター別では、証券が全面高となったほか、食品・飲料や半導体、石油などが買われた半面、公共事業や太陽光発電設備、バッテリーなどが売られた。 A株市場では、TCL科技集団(000100)、寧波杉杉(600884)などが上げたほか、原油価格の上昇を受けてペトロチャイナ(601857)やシノペック(600028)も買われた。半面、国軒高科(002074)や雲南恩捷新材料(002812)が売られたほか、第三者割当増資計画を発表した中国国際航空(601111)も下げた。 上海B株指数は0.94%高の224.73ポイント、深センB株指数は0.50%高の1059.07ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2914.61ポイント 前日比:15.73ポイント 騰落率:0.54% 上海B株指数 引値:224.73ポイント 前日比:2.09ポイント 騰落率:0.94% 深セン成分指数 引値:9191.74ポイント 前日比:34.49ポイント 騰落率:0.38% 深センB株指数 引値:1059.07ポイント 前日比:5.31ポイント 騰落率:0.5% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3336.36ポイント 前日比:11.57ポイント 騰落率:0.35% |
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休場明け27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比1.53%高の16590.23ポイントだった。中国企業指数は1.83%高の5589.49ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で577億4000万HKドル。
ハンセン指数は高くスタート。米連邦準備理事会(FRB)が来年に利下げを3回行うとの見方から前日の米株式相場が上昇し、投資家が運用リスクを取りやすくなった。クリスマス連休前の22日に急落していたゲーム銘柄が買い直され、相場を押し上げた。ただ、中国景気の先行き不安や中国と米国の対立懸念がくすぶるなか、不動産株や半導体関連が売られ、ハンセン指数は20日移動平均線(前引け時点で16581.86ポイント)を上抜けた後は伸び悩んだ。 個別では、オンラインゲームを主力事業とするネットイース(09999)とテンセント(00700)がともに急反発。新エネルギー車メーカーの理想汽車(02015)と自動車販売の中升集団(00881)、スマートフォン大手の小米集団(01810)も高い。中国石油メジャーのペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)、シノペック(00386)はそろって続伸した。半面、不動産開発の龍湖集団(00960)と中国海外発展(00688)、半導体ファウンダリーのSMIC(00981)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)が続落。休場前に大きく買われた海運大手の東方海外(00316)も下げた。 |
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