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20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比1.03%安の2902.11ポイントだった。深セン成分指数は1.39%安の9160.44ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6636億2800万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った後、徐々に下げ幅を拡大。かろうじて心理的節目の2900ポイントは守ったものの、終値は昨年10月31日以来、約1年2カ月ぶり安値だった。前日の米株高が好感されたが、中国の景気減速への警戒感は強く、相場の重しとなった。寄り付き前に発表された2023年12月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は、1年物が3.45%、5年以上物が4.20%と市場予想通りで、ともに前月と同水準に据え置かれた。セクター別では、ゲームと証券、自動車、造船が全面安となったほか、教育や観光・ホテルも売られた。半面、貴金属が全面高。公共事業や建設コンサルティングの一角も買われた。 A株市場では、奥飛娯楽(002292)や珠海格力電器(000651)、紫光(000938)が大きく下げたほか、富士康工業互聯網(601138)や寧波均勝電子(600699)も売られた。半面、中聯重科(000157)や上海隧道工程(600820)、紫金鉱業集団(601899)が買われた。 上海B株指数は0.54%安の224.02ポイント、深センB株指数は0.84%安の1039.25ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2902.11ポイント 前日比:-30.28ポイント 騰落率:-1.03% 上海B株指数 引値:224.02ポイント 前日比:-1.21ポイント 騰落率:-0.54% 深セン成分指数 引値:9160.44ポイント 前日比:-128.90ポイント 騰落率:-1.39% 深センB株指数 引値:1039.25ポイント 前日比:-8.84ポイント 騰落率:-0.84% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3297.50ポイント 前日比:-36.54ポイント 騰落率:-1.1% |
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20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比1.02%高の16672.70ポイントだった。中国企業指数は0.81%高の5638.34ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で442億5000万HKドル。
ハンセン指数は上昇率1%付近を堅調に推移して前場の取引を終えた。前日のNY市場で、米連邦準備理事会(FRB)の高官による景気重視の発言を受け、2024年の早期に利下げに転じるとの観測が広がった。米株式相場の続伸が支えとなり、香港市場でも幅広いセクターで買いが優勢だった。ただ、中国本土の株式相場が下げたこともあって、ハンセン指数が20日移動平均線(前引け時点で16756.98ポイント)に近い水準では上値が重かった。 個別では、中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)とアリババ集団(09988)が大幅に反発。前日に11%超下げた碧桂園服務(06098)は大きく買い戻されている。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)、金鉱株の紫金鉱業集団(02899)も高い。半面、香港コングロマリットの長江和記実業(00001)、豚肉大手の万洲国際(00288)、中国4大国有銀行の中国工商銀行(01398)が売られた。 |
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