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指数: 15分ディレイ
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20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比1.02%高の16672.70ポイントだった。中国企業指数は0.81%高の5638.34ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で442億5000万HKドル。
ハンセン指数は上昇率1%付近を堅調に推移して前場の取引を終えた。前日のNY市場で、米連邦準備理事会(FRB)の高官による景気重視の発言を受け、2024年の早期に利下げに転じるとの観測が広がった。米株式相場の続伸が支えとなり、香港市場でも幅広いセクターで買いが優勢だった。ただ、中国本土の株式相場が下げたこともあって、ハンセン指数が20日移動平均線(前引け時点で16756.98ポイント)に近い水準では上値が重かった。 個別では、中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)とアリババ集団(09988)が大幅に反発。前日に11%超下げた碧桂園服務(06098)は大きく買い戻されている。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)、金鉱株の紫金鉱業集団(02899)も高い。半面、香港コングロマリットの長江和記実業(00001)、豚肉大手の万洲国際(00288)、中国4大国有銀行の中国工商銀行(01398)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:16672.70ポイント 前日比:167.70ポイント 騰落率:1.02% 中国企業指数 引値:5638.34ポイント 前日比:45.58ポイント 騰落率:0.81% レッドチップ指数 引値:3224.04ポイント 前日比:28.83ポイント 騰落率:0.90% |
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20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.40%安の2920.63ポイントだった。深セン成分指数は0.68%安の9225.86ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4016億5200万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った後、ほどなくマイナス圏に沈み、軟調に推移した。前日の米株高が好感される一方、中国の景気減速への警戒感は強く、相場の重しとなった。寄り付き前に発表された2023年12月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は、1年物が3.45%、5年以上物が4.20%と市場予想通りで、ともに前月と同水準に据え置かれた。セクター別では、造船が全面安となったほか、教育、観光・ホテル、証券、自動車などが売られた。半面、貴金属が全面高。公共事業、建設コンサルティングなども買われた。 上海B株指数は0.10%安の225.01ポイント、深センB株指数は0.15%安の1046.54ポイントだった。 |
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