■12月20日（水）

【期末決算】宝積資本控股（08168）
【期末決算】博富臨置業（00225）
【中間決算】QPLインターナショナル（00243）
【中間決算】藍河控股（00498）
【中間決算】CEC国際（00759）
【IPO】知行汽車科技（01274）
【IPO】河南金源ケイ化化工（02502）
【権利落日】香港寛頻（01310）(期末配当）
【権利落日】アリババ集団（09988）(期末配当）
【権利落日】アリババ集団（89988）(期末配当）

　19日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。中国のネット通販最大手アリババ集団（BABA）が前日比2.10％高の75.39米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）も2.10％高の114.62米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の19日終値は次の通り。

　■アリババ集団（BABA）：75.39米ドル（+2.10％）
　■百度（BIDU）：114.62米ドル（+2.10％）
　■トリップ・ドットコム（TCOM）：34.24米ドル（+2.55％）
　■JDドットコム（JD）：27.60米ドル（+3.60％）
　■ウェイボー（WB）：10.23米ドル（+2.81％）
　■ネットイース（NTES）：103.22米ドル（+0.30％）
　■モモ（MOMO）：7.11米ドル（+1.43％）
　■レンレン（RENN）：0.92米ドル（0％）
　■滴滴全球（DIDI）：3.78米ドル（0％）
　■捜狐（SOHU）：9.49米ドル（+0.53％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：2.20米ドル（-7.56％）
　■テンセント・ミュージック（TME）：8.77米ドル（+0.23％）

　19日のNY株式相場は続伸。来年3回の利下げ見通しや、インフレ沈静化の兆候、米10年債利回りの低下を背景としたリスク選好ムードが引き続き支援となった。ダウ平均はほぼ横ばいでスタートしたが、251.9米ドル高（+0.68％）とほぼ一日の高値圏で終了。9営業日続伸し、5営業日連続で史上最高値を更新した。

　S&P500は0.59％高と2日続伸し、終値の最高値まで0.59％、取引時間中の史上最高値まで1.04％に迫った。ハイテク株主体のナスダック総合も0.66％高で終了し、9営業日続伸。終値で2022年1月以来、1年11カ月ぶりに15000ポイント台を回復した。月初来ではダウ平均が4.47％高、S&P500が4.39％高、ナスダック総合が5.46％高と3指数がそろって大幅に2カ月続伸ペースとなった。

　業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。原油高を受けてエネルギーが1.22％高となったほか、コミュニケーション、素材、金融、資本財、一般消費財、不動産が0.7-0.9％上昇した。米10年債利回りは前日の3.956％から3.933％に低下。ボスティック米アトランタ連銀総裁が「FRBの利下げ実施に緊急性はない」などと市場の早期利下げ期待を牽制したが、市場の早期利下げ転換期待は根強かった。