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指数: 15分ディレイ
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19日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら5営業日ぶりに反発。終値は前日比0.05%高の2932.39ポイントだった。深セン成分指数は0.11%高の9289.34ポイントと6営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6427億7600万元だった。
上海総合指数は終日、前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠いた展開。中国景気の減速懸念や米長期金利の上昇が嫌気された半面、企業の自社株買いや中国政府の財政出動への期待が相場を支えた。終盤に下げ幅を広げる場面があったものの、年初来安値を更新した後に切り返し、大引け間際にプラス圏に浮上した。セクター別では観光が高かったほか、プラスチック製品、コンシューマーエレクトロニクス、造船が買われた。一方、不動産、自動車、物流が売られた。 A株市場では電子・半導体銘柄が買われ、北方華創科技集団(002371)、歌爾(002241)、立訊精密工業(002475)が上昇した。監視システムの科大訊飛(002230)、石炭化学の寧夏宝豊能源集団(600989)、旅行会社の中青旅控股(600138)は反発。送電技術の国電南瑞科技(600406)も高い。半面、医薬品株の江蘇恒瑞医薬(600276)、上海復星医薬(600196)、雲南白薬集団(000538)が大幅安。自動車株の広州汽車集団(601238)と重慶長安汽車(000625)はともに続落した。不動産開発の保利発展控股集団(600048)と招商局蛇口工業区控股(001979)も売られた。 上海B株指数は0.13%高の225.23ポイントと反発。深センB株指数は0.72%安の1048.09ポイントと続落した。 |
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上海総合指数
引値:2932.39ポイント 前日比:1.59ポイント 騰落率:0.05% 上海B株指数 引値:225.23ポイント 前日比:0.29ポイント 騰落率:0.13% 深セン成分指数 引値:9289.34ポイント 前日比:9.95ポイント 騰落率:0.11% 深センB株指数 引値:1048.09ポイント 前日比:-7.62ポイント 騰落率:-0.72% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3334.04ポイント 前日比:4.67ポイント 騰落率:0.14% |
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19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.61%安の16527.75ポイントだった。中国企業指数は0.57%安の5602.53ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で419億5000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、序盤は下げ幅を1%超に拡大した。シカゴ連銀のグールズビー総裁やクリーブランド連銀のメスター総裁など米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受け、早期の米利下げ観測が後退し、投資家は積極的にリスクを取りにくくなったもよう。もっとも、本土市場で上海総合指数が一時プラス圏に浮上したこともあり、売り一巡後は下げ幅をやや縮小した。 個別では、不動産管理会社の碧桂園服務(06098)が約10%安と急落。同社は18日大引け後、売掛金やのれん、その他無形資産の減損処理に伴い、2023年12月本決算の純利益が32億−41億元縮小する見通しを明らかにした。大型ネット株の美団(03690)、本土不動産株の龍湖集団(00960)、香港不動産関連の九龍倉置業地産(01997)なども下げがきつい。半面、スマホ大手の小米集団(01810)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、半導体受託製造のSMIC(00981)などが買いを集めた。 |
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