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指数: 15分ディレイ
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19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.61%安の16527.75ポイントだった。中国企業指数は0.57%安の5602.53ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で419億5000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、序盤は下げ幅を1%超に拡大した。シカゴ連銀のグールズビー総裁やクリーブランド連銀のメスター総裁など米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受け、早期の米利下げ観測が後退し、投資家は積極的にリスクを取りにくくなったもよう。もっとも、本土市場で上海総合指数が一時プラス圏に浮上したこともあり、売り一巡後は下げ幅をやや縮小した。 個別では、不動産管理会社の碧桂園服務(06098)が約10%安と急落。同社は18日大引け後、売掛金やのれん、その他無形資産の減損処理に伴い、2023年12月本決算の純利益が32億−41億元縮小する見通しを明らかにした。大型ネット株の美団(03690)、本土不動産株の龍湖集団(00960)、香港不動産関連の九龍倉置業地産(01997)なども下げがきつい。半面、スマホ大手の小米集団(01810)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、半導体受託製造のSMIC(00981)などが買いを集めた。 |
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ハンセン指数
引値:16527.75ポイント 前日比:-101.48ポイント 騰落率:-0.61% 中国企業指数 引値:5602.53ポイント 前日比:-31.89ポイント 騰落率:-0.57% レッドチップ指数 引値:3203.80ポイント 前日比:-16.90ポイント 騰落率:-0.52% |
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19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に5営業日続落。前場終値は前日比0.02%安の2930.18ポイントだった。深セン成分指数は0.05%安の9275.04ポイントと6営業日続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3948億9000万元だった。
上海総合指数は安く始まった。中国景気の減速が引き続き懸念された上、18日のNY債券市場で早期利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇したことで地合いが悪化した。ただ、序盤に取引時間中の年初来安値を更新した後、割安感が強まった銘柄を拾う動きが指数を押し上げ、前引けにかけては前日終値を挟んで一進一退の展開となった。企業の自社株買いや中国政府の財政出動に期待する買いも下値を支えたもよう。 セクター別では、物流や公共事業、不動産、自動車が売られた半面、観光、造船、太陽光発電設備、コンシューマーエレクトロニクスが買われた。 上海B株指数は0.28%高の225.56ポイントと反発。深センB株指数は0.35%安の1051.97ポイントと続落した。 |
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