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指数: 15分ディレイ
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週明け18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比0.94%安の16633.98ポイントだった。中国企業指数は1.07%安の5639.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で489億5000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏の狭いレンジでもみ合い。前週末は大幅に続伸し、およそ2週間ぶりの高値圏だっただけに、利益確定売りが優勢となった。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が米時間15日朝のCNBCの番組で「目下のところ利下げについて具体的に協議をしていない」などと述べ、市場で高まっていた早期利下げ観測が後退したもよう。もっとも、前週末の米株式相場がおおむね堅調だったことから、下値を売り込む動きは限定的だった。 個別では、医薬品関連の中国生物製薬(01177)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)、翰森製薬(03692)が安い。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)は大幅に反落した。不動産開発の華潤置地(01109)と子会社の華潤万象生活(01209)も売られた。半面、海運大手の東方海外(00316)、電動工具メーカーの創科実業(00669)、石炭大手の中国神華能源(01088)が続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:16633.98ポイント 前日比:-158.21ポイント 騰落率:-0.94% 中国企業指数 引値:5639.28ポイント 前日比:-61.11ポイント 騰落率:-1.07% レッドチップ指数 引値:3224.29ポイント 前日比:-41.12ポイント 騰落率:-1.26% |
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週明け18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.13%安の2938.79ポイントだった。深セン成分指数は0.72%安の9317.30ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4292億8300万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、前週末終値を挟んでもみ合った。早期の米利下げ観測の後退や、中国の景気減速への警戒感が地合いを冷やした半面、指数は約7週ぶり安値圏で推移しているとあって、値ごろ感の強まった銘柄を買い戻す動きが下値を支えた。 セクター別では、ゲーム、観光・ホテル、バッテリー、太陽光発電設備などが安い。半面、海運・港湾運営、物流、漢方薬、石炭などが堅調。 上海B株指数は0.29%安の225.47ポイント、深センB株指数は0.43%安の1059.45ポイント。 |
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