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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に続伸。前場終値は前日比3.00%高の16893.70ポイントだった。中国企業指数は3.26%高の5755.46ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で664億5000万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ、高く始まった。幅広いセクターで買いが先行して上昇率が広がり、一時は20日移動平均線(前引け時点で16934.03ポイント)を超えた。14日のNY市場で米長期金利の低下が続き、株式相場が上昇したことで投資家が運用リスクを取りやすくなった。中国が打ち出す景気浮揚策に期待する買いも入った。上海市と北京市が14日、住宅ローン頭金比率の引き下げを含む不動産市場の支援策を発表。中国人民銀行(中央銀行)はきょうのオペで中期貸出制度(MLF)の金利を据え置いたものの、同日の償還分と差し引いた資金供給額は8000億元に上り、ロイター通信によれば月間で過去最大だった。 個別では、中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)とアリババ集団(09988)が大きく買われ、相場の上昇を主導。不動産株の龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)、華潤万象生活(01209)、中国海外発展(00688)も高い。自動車販売の中升集団(00881)、アルミメーカーの中国宏橋(01378)は続伸した。一方、公益事業の長江インフラ(01038)とパソコン大手のレノボグループ(00992)が急反落した。 |
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ハンセン指数
引値:16893.70ポイント 前日比:491.51ポイント 騰落率:3.00% 中国企業指数 引値:5755.46ポイント 前日比:181.93ポイント 騰落率:3.26% レッドチップ指数 引値:3293.56ポイント 前日比:103.71ポイント 騰落率:3.25% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.32%高の2968.49ポイントだった。深セン成分指数は0.55%高の9470.01ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4542億3300万元だった。
上海総合指数は前日の米株高を好感して高く始まった後、中国の主要経済指標の発表を前に様子見ムードが強まり、小幅ながらマイナス圏に沈む場面もあった。発表後に上げ幅を拡大したが、週末を前に持ち高調整の売りも広がり、上値は重かった。11月の鉱工業生産は予想を上回ったが、11月の小売売上高と1−11月の固定資産投資は予想を下回った。セクター別では、ゲームと保険、バッテリー素材がほぼ全面高となったほか、北京市と上海市が住宅購入規制を緩和したことを受け、不動産も買われた。半面、製薬、漢方薬、バイオなどが売られた。 上海B株指数は0.70%高の227.23ポイント、深センB株指数は0.74%高の1071.81ポイントだった。 |
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