■午後0時までの記事一覧：

【香港】龍源電力、11月の発電量は25％増
【香港】エン州煤業、内モンゴルの石炭探査権を37億元で落札
【香港】中国金茂、11月の不動産販売額は30％減
【香港】金蝶国際ソフト、カタール投資庁子会社から出資受け入れ
【香港】鄭州煤鉱機械、会長がA株自社株買いを提案　最大6億元
【香港】舜宇光学科技、携帯端末用レンズセットの11月出荷量は29％増
【香港】遠洋集団、11月の不動産販売額は80％減
【香港】李寧、香港のビルを22億HKドルで取得
【香港】新天緑色能源、11月の発電量は32％増
【香港】龍湖集団、11月の不動産販売額は40％減
【香港】中国海外発展、筆頭株主が100万株を買い増し
【香港】薬明生物技術傘下の薬明合聯生物技術、追加割当権が全面行使
【香港】今週の期待材料・懸念材料

【中国】人民元の11日の基準値は1米ドル＝7.1163元、前日比で0.056％元安
【中国】山西省国新能源、補助金700万元を受領
【中国】上海開開実業、上海市の不動産収用で補償金2400万元
【中国】深セン市皇庭国際企業、子会社の敗訴で損失1900万元
【中国】珀莱雅化粧品、会長が自社株買いを提案　最大2億元

　週明け11日の香港市場でハンセン指数は続落スタート。中国の景気減速への懸念が重し。前週末に中国の国家統計局が発表した2023年11月の消費者物価指数（CPI）は前年同月比0.5％下落し、市場予想（0.1％下落）よりも下振れした。2カ月連続の前年同月割れとなり、下落幅は前月（0.2％）から拡大した。生産者物価指数（工業製品出荷価格：PPI）も3.0％下落と予想（2.8％下落）を下振れし、下落幅は前月に比べ0.4ポイント拡大した。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.83％安の16198.87ポイントで推移している。個別では、スポーツ用品の李寧（02331）が急落。自動車ディーラーの中升集団（00881）、大型ネット株のJDドットコム（09618）、美団（03690）も下げがきつい。半面、PC世界大手のレノボグループ（00992）が逆行高を演じている。

　週明け11日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。週末に発表された2023年11月の消費者物価指数（CPI）と生産者物価指数（工業製品出荷価格：PPI）がともに市場予想から下振れたことなどが嫌気されているもよう。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比1.05％安の2938.40ポイントで推移している。セクター別では、保険、銀行、貴金属、バッテリー素材が全面安となっている半面、コンピューター設備や内装、文化・メディアの一角が買われている。