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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.21%高の16379.60ポイントだった。中国企業指数は0.03%安の5613.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で411億HKドル。
ハンセン指数は前日のNY市場が上昇した流れを引き継いで反発して始まったものの、ほどなくマイナス圏に沈んだ。米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが新たに中国人寿保険(02628)や中国人民財産保険(02328)などの格付け見通しを引き下げたことが嫌気された。ムーディーズは5日に中国の信用格付け見通しを引き下げた後、6日に40以上の中国資本企業と22の地方政府融資プラットフォームの格付け見通しを引き下げている。ただ、ハンセン指数は約1年1カ月ぶりの安値水準とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がり、プラス圏に浮上して前場の取引を終えた。 個別では、AIAグループ(01299)やアリババ集団(09988)が買われて指数を押し上げたほか、舜宇光学科技(02382)や華潤ビール(00291)、トリップ・ドットコム(09961)などの上昇も目立った。半面、周大福珠宝(01929)が大幅安。本土不動産株の中国海外発展(00688)や華潤置地(01109)、自動車株の吉利汽車(00175)や理想汽車(02015)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:16379.60ポイント 前日比:33.71ポイント 騰落率:0.21% 中国企業指数 引値:5613.84ポイント 前日比:-1.96ポイント 騰落率:-0.03% レッドチップ指数 引値:3224.60ポイント 前日比:-7.05ポイント 騰落率:-0.22% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.43%高の2978.98ポイントだった。深セン成分指数は0.56%高の9573.00ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5640億5100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた。序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、その後はプラス圏で推移した。指数は約6週間ぶりの安値圏で推移しているとあって、値ごろ感の強まった銘柄を買い戻す動きが相場を支えた。もっとも、中国経済の先行き不安が根強いなか、11月の物価統計の発表を翌日に控え、様子見気分も漂った。2980ポイント付近は上値の重さが目立っている。 セクター別では、ガスが全面高。電子部品、通信設備、半導体なども高い。半面、不動産サービスが全面安となったほか、繊維・アパレル、不動産開発、自動車などが売られた。 上海B株指数は0.83%高の229.14ポイント、深センB株指数は0.1%安の1071.95ポイント。 |
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