■午後0時以降の記事一覧：

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　ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、6日は上昇が9業種、下落が3業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　コングロマリット：1,295.94（+3.42％)
　2　一般消費財：2,328.52（+1.47％)
　3　工業：882.92（+1.35％)
　4　不動産・建設：1,559.08（+1.22％)
　5　通信：1,266.46（+1.21％)
　6　情報技術：8,857.75（+1.16％)
　7　公共事業：4,535.36（+1.11％)
　8　素材：5,553.00（+0.8％)
　9　金融：2,841.82（+0.47％)
　10　必需消費財：14,813.07（-0.21％)
　11　エネルギー：8,714.29（-0.32％)
　12　医療・ヘルスケア：9,256.69（-0.33％)

　6日の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。終値は前日比0.83％高の16463.26ポイントだった。中国企業指数は0.97％高の5663.92ポイント。メインボードの売買代金は概算で988億6000万HKドル。

　ハンセン指数は安く寄り付いたものの、ほどなくして切り返し、その後はプラス圏でもみ合った。前日まで3営業日続落し、終値ベースで約1年1カ月ぶりの安値を連日で更新した後とあって、値ごろ感の強まった銘柄を買い戻す動きが優勢。もっとも、後場に上海総合指数に追随して上げ幅を急拡大する場面もあったが、勢いは続かなかった。今週は7日に中国の貿易統計、8日に米国の雇用統計、9日に中国の物価統計が発表されることから、様子見気分が上値を抑えた。

　ハンセン指数構成銘柄では、前日に急落したPC世界大手のレノボグループ（00992）が10％高と大幅に反発。オンラインゲーム大手のネットイース（09999）、火鍋チェーン運営の海底撈国際（06862）、香港不動産関連の九龍倉置業地産（01997）、香港コングロマリットの新世界発展（00017）も大幅高。親会社の米ラスベガス・サンズが買い増し計画を発表したサンズ・チャイナ（01928）が約4％の上昇。最大6億米ドル規模の自社株買いを実施すると発表したバイオ医薬品の開発受託会社、薬明生物技術（02269）は3営業日ぶりに反発したが、後場に上げ幅を縮小した。半面、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業（02319）、製薬株の中国生物製薬（01177）、石油メジャーのペトロチャイナ（00857）、医薬品ネット通販の阿里健康（00241）などが売られた。

　そのほかでは、最大60億HKドル規模の自社株買いを実施すると発表した香港コングロマリットの太古A（00019）が17.17％高と急伸。2023年7−9月期決算と10−12月の納車台数・売り上げ見通しを発表した高級電気自動車（EV）メーカーの蔚来集団（09866）が4.87％高で終えた。