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指数: 15分ディレイ
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24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比1.38%安の17663.08ポイントだった。中国企業指数は1.55%安の6075.39ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で413億HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付き、序盤に下げ幅を拡大。ただ、50日移動平均線(前引け時点で17593.61ポイント)が意識され、前引けにかけてやや値を戻した。前日はハンセン指数が終値ベースでおよそ1週間ぶりの高値を付けただけに、幅広いセクターが利益確定売りに押された。中国当局が不動産企業の資金繰りを支援するとの見方から足元で関連銘柄が買われてきたが、金融機関に及ぼすネガティブな影響への警戒感が広がったもよう。不動産業向け無担保融資が解禁されれば、銀行の中期的な信用リスクが高まる(JPモルガン)との声があった。 個別では、前日大引け後に2023年9月中間決算を発表した周大福珠宝(01929)が9%超下落した。自動車メーカーのBYD(01211)と吉利汽車(00175)、自動車販売の中升集団(00881)はそろって反落。ニット衣料の申洲国際集団(02313)、医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)、ビール醸造の華潤ビール(00291)も安い。半面、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)、不動産管理の華潤万象生活(01209)が続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:17663.08ポイント 前日比:-247.76ポイント 騰落率:-1.38% 中国企業指数 引値:6075.39ポイント 前日比:-95.62ポイント 騰落率:-1.55% レッドチップ指数 引値:3464.95ポイント 前日比:-32.18ポイント 騰落率:-0.92% |
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24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.48%安の3047.23ポイントだった。深セン成分指数は0.87%安の9846.30ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5152億2200万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、じりじりと下げ幅を拡大した。中国経済の先行き不安が重荷となるなか、週末を前にリスクを回避する動きが優勢。中国政府が苦境の不動産業を救済する措置の一部として、一定条件を満たす不動産開発業者を対象に、銀行が無担保の短期融資を提供することを認めると外電が報じたが、銀行の信用リスクを招くおそれがあるとの見方が出ている。 セクター別では、インターネットサービス、半導体、コンシューマーエレクトロニクスが安い。前日に高かった自動車サービスが反落した。半面、食品・飲料、医薬品販売、石炭などが買われた。 上海B株指数は0.25%安の231.91ポイント、深センB株指数は0.86%安の1074.20ポイント。 |
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