16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比1.65％安の17781.36ポイントだった。中国企業指数は1.68％安の6100.10ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で611億8000万HKドル。

　ハンセン指数は高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。心理的節目の18000ポイントを割り込むと、下げ幅を拡大した。前日に指数が約4％上昇し、約1カ月ぶり高値で終えただけに、利益確定売りが優勢だった。中国の習近平国家主席とバイデン米大統領が15日に1年ぶりに対面で会談し、途絶えている米中両軍高官の対話を再開させると合意したが、会談後の記者会見でバイデン米大統領が習近平国家主席を再び「独裁者」と呼んだことを受け、米中関係の一段の悪化が懸念されたもよう。

　セクター別では、製薬関連の薬明生物技術（02269）、石薬集団（01093）、スマホ大手の小米集団（01810）が急落。2023年7−9月期業績を発表したネット通販大手の京東健康（06618）や、不動産管理会社の華潤万象生活（01209）も大幅に反落した。半面、7−9月期決算が33％増益となったネット通販大手のJDドットコム（09618）が逆行高を演じた。

■午後0時までの記事一覧：

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【香港】JDドットコム、23年7−9月期決算は33％増益（速報）
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【香港】薬明合聯生物技術、公開価格が20.60HKドルに決定
【香港】中国南方航空、10月の旅客数は3.2倍
【香港】華盛国際、売買単位引き上げ発表
【香港】中国中煤能源、10月の石炭販売量は18％増
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【香港】中国国際航空、10月の旅客数は3.6倍
【香港】京東物流、23年7−9月期決算は黒字転換（速報）
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【香港】テキスウインカ、23年9月中間期は約60％減益の見通し
【香港】中国東方航空、10月の旅客数は3.5倍
【香港】越秀地産、オフショア社債の発行が成功　5.1億元を調達
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【中国】航天長征化学工程、15日付で英語社名を変更
【中国】丹化化工科技、親会社による同社株15％の売却先が確定
【中国】人民元の16日の基準値は1米ドル＝7.1724元、10日続伸
【中国】仏山電器照明、第三者割当増資の実施などを発表
【中国】習国家主席、米国に対中制裁取り消しを要求＝新華社
【中国】春秋航空、10月の旅客数は2.1倍
【中国】アモイ市、不動産取得数の上限を全面撤廃

ハンセン指数
　引値：17781.36ポイント
　前日比：-297.64ポイント
　騰落率：-1.65％

中国企業指数
　引値：6100.10ポイント
　前日比：-104.12ポイント
　騰落率：-1.68％

レッドチップ指数
　引値：3453.53ポイント
　前日比：-29.75ポイント
　騰落率：-0.85％