香港証券取引所は14日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通（滬）」（上海コネクト・サウスバウンド）の取引状況は次の通り。

■港股通（上海→香港）
　　当日の売買代金：98億2544万HKドル
　　買い代金：53億5938万HKドル
　　売り代金：44億6606万HKドル

■当日の売買代金上位10銘柄

1 MOGデジテック（01942）
　売買代金：1,496百万HKドル
　　買い代金：762百万HKドル
　　売り代金：734百万HKドル

2 美団（03690）
　売買代金：650百万HKドル
　　買い代金：279百万HKドル
　　売り代金：371百万HKドル

3 SMIC（00981）
　売買代金：629百万HKドル
　　買い代金：311百万HKドル
　　売り代金：318百万HKドル

4 小米集団（01810）
　売買代金：566百万HKドル
　　買い代金：217百万HKドル
　　売り代金：349百万HKドル

5 トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン（02800）
　売買代金：564百万HKドル
　　買い代金：549百万HKドル
　　売り代金：15百万HKドル

6 テンセント（00700）
　売買代金：498百万HKドル
　　買い代金：222百万HKドル
　　売り代金：276百万HKドル

7 融創中国（01918）
　売買代金：436百万HKドル
　　買い代金：227百万HKドル
　　売り代金：208百万HKドル

8 チャイナ・モバイル（00941）
　売買代金：360百万HKドル
　　買い代金：106百万HKドル
　　売り代金：255百万HKドル

9 聯合能源（00467）
　売買代金：354百万HKドル
　　買い代金：188百万HKドル
　　売り代金：165百万HKドル

10 友聯国際教育租賃（01563）
　売買代金：337百万HKドル
　　買い代金：173百万HKドル
　　売り代金：163百万HKドル

　香港証券取引所は14日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、上海A株に投資する「滬股通」（上海コネクト・ノースバウンド）の取引状況は次の通り。

■滬股通（香港→上海）
　　当日の売買代金：466億1523万元
　　買い代金：224億6540万元
　　売り代金：241億4983万元

■当日の売買代金上位10銘柄

1 貴州茅台酒（600519）
　　売買代金：796百万元
　　買い代金：375百万元
　　売り代金：421百万元

2 中国平安保険（601318）
　　売買代金：759百万元
　　買い代金：124百万元
　　売り代金：635百万元

3 中国太平洋保険（601601）
　　売買代金：630百万元
　　買い代金：227百万元
　　売り代金：404百万元

4 隆基緑能科技（601012）
　　売買代金：607百万元
　　買い代金：316百万元
　　売り代金：291百万元

5 富士康工業互聯網（601138）
　　売買代金：593百万元
　　買い代金：205百万元
　　売り代金：388百万元

6 無錫薬明康徳新薬開発（603259）
　　売買代金：571百万元
　　買い代金：321百万元
　　売り代金：250百万元

7 賽力斯集団（601127）
　　売買代金：551百万元
　　買い代金：295百万元
　　売り代金：256百万元

8 中信証券（600030）
　　売買代金：515百万元
　　買い代金：255百万元
　　売り代金：261百万元

9 中国長江電力（600900）
　　売買代金：488百万元
　　買い代金：112百万元
　　売り代金：376百万元

10 興業銀行（601166）
　　売買代金：464百万元
　　買い代金：122百万元
　　売り代金：342百万元

　14日のNY株式相場は大幅高。注目された米10月消費者物価指数（CPI）が予想を下回る弱い結果となったことで、米連邦準備理事会（FRB）による利上げサイクルの終了見通しが強まった。10月に一時5.0％を上回った米10年債利回りは4.45％台に低下し、CMEのフェド・ウォッチが示す12月米連邦公開市場委員会（FOMC）での政策金利据え置き確率は前日の85.5％から99.8％に上昇した。

　ダウ平均は一時593米ドル高まで上昇し、489.83米ドル高（+1.43％）の3万4827.70米ドルと3日続伸して終了。S&P500は一時節目の4500ポイントを上回り、1.91％高の4495.70ポイントで終了。ハイテク株主体のナスダック総合も2.37％高と大幅反発した。

　11月月初来では、ダウ平均が5.37％高、S&P500が7.20％高となり、ナスダック総合は9.67％高と1月以来の大幅高ペースとなった。業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。不動産が5.32％高となったほか、公益、一般消費財が3％超上昇し、素材、資本財が2％超上昇。金融、ITも2％近く上昇した。

　寄り前に発表された10月CPIは前月比+0.0％、前年比+3.2％とそれぞれ9月の+0.4％、+3.7％から減速し、予想の+0.1％、+3.3％を下回った。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIも前月比+0.2％、前年比+4.0％と9月分や予想を下回る弱い伸びとなった。決算発表銘柄は四半期利益が予想を上回ったホーム・デポが5.40％高となり、1銘柄でダウ平均を102米ドル余り押し上げた。