ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、13日は上昇が12業種、下落がゼロ業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　情報技術：9,518.57（+2.08％)
　2　必需消費財：16,010.74（+1.6％)
　3　エネルギー：8,797.63（+1.51％)
　4　工業：901.37（+1.44％)
　5　一般消費財：2,453.88（+1.24％)
　6　コングロマリット：1,259.28（+1.16％)
　7　素材：5,577.16（+1.09％)
　8　金融：2,932.30（+1.03％)
　9　通信：1,246.44（+0.87％)
　10　公共事業：4,559.10（+0.79％)
　11　不動産・建設：1,592.54（+0.18％)
　12　医療・ヘルスケア：10,420.04（+0.1％)

ハンセン指数
　引値：17426.21ポイント
　前日比：222.95ポイント
　騰落率：1.30％

中国企業指数
　引値：5989.10ポイント
　前日比：88.28ポイント
　騰落率：1.50％

レッドチップ指数
　引値：3348.55ポイント
　前日比：38.69ポイント
　騰落率：1.17％

　週明け13日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前営業日比0.25％高の3046.53ポイントだった。深セン成分指数は0.1％高の9988.83ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8685億8200万元だった。

　上海総合指数は高く寄り付いた後、ほどなくしてマイナス圏に沈んだが、後場はプラス圏へ再浮上。国内外の重要イベントを前に、相場は方向感を欠いた。中国の習近平国家主席は14−17日に訪米し、アジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議に出席するほか、バイデン米大統領との首脳会談に臨む。また、14日に10月の米消費者物価指数（CPI）、15日に10月の中国主要経済指標が発表される。

　セクター別では、軍需関連が全面高。ソフトウエア開発、通信サービス、鉄鋼なども高い。半面、医薬品関連、証券、銀行などが売られた。

　A株市場では、テクノロジー株の富士康工業互聯網（601138）、科大訊飛（002230）、鉄鋼メーカーの本鋼板材（000761）、宝山鋼鉄（600019）、教育関連の中公教育科技（002607）の上昇が目立った。半面、家電メーカーの美的集団（000333）、珠海格力電器（000651）、海爾智家（600690）、製薬会社の江蘇恒瑞医薬（600276）などが下げた。

　上海B株指数は0.47％高の228.15ポイント、深センB株指数は0.06％安の1067.37ポイント。