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10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続落。前場終値は前日比1.59%安の17232.55ポイントだった。中国企業指数は1.91%安の5915.19ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で396億1000万HKドルだった。
ハンセン指数はマイナス圏の狭いレンジで推移。前日のNY市場で主要3株価指数がそろって下落したことで、幅広い銘柄がリスク回避の売りに押された。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は9日、国際通貨基金(IMF)のイベントで講演し、インフレ目標の達成に向けてさらなる金融引き締めが必要となれば「躊躇(ちゅうちょ)なくそうする」と述べた。タカ派的発言と市場で受け止められ、米長期金利が上昇に転じた。 個別では、ネット株のJDドットコム(09618)、美団(03690)、アリババ集団(09988)、百度(09888)が売られた。前日大引け後に2023年7−9月期決算を発表したSMIC(00981)の下げがきつい。カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)、太陽光発電用ガラスの信義光能(00968)も大幅安となった。一方、医薬品卸の国薬控股(01099)が反発した。特別配当を発表した華潤電力控股(00836)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:17232.55ポイント 前日比:-278.74ポイント 騰落率:-1.59% 中国企業指数 引値:5915.19ポイント 前日比:-115.07ポイント 騰落率:-1.91% レッドチップ指数 引値:3308.63ポイント 前日比:-30.68ポイント 騰落率:-0.92% |
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10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.45%安の3039.66ポイントだった。深セン成分指数は0.46%安の9985.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5324億6800万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、マイナス圏で軟調に推移した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて米金融引き締めの長期化観測が改めて強まり、本土市場でも売りが広がった。また、中国の景気減速などが警戒される中、週末を前に利益を確定する動きも強まった。セクター別では、保険や航空・空港運営が全面安となったほか、自動車、不動産開発なども売られた。半面、医薬品販売とガスが全面高。製薬や石油も買われた。 上海B株指数は1.22%安の227.16ポイント、深センB株指数は0.34%安の1065.88ポイントだった。 |
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