週明け6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比1.69％高の17962.64ポイントだった。中国企業指数は1.97％高の6171.74ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で664億4000万HKドル。

　ハンセン指数は前週末の株高の流れを引き継ぎ、幅広いセクターで買いが先行。序盤に上げ幅を広げ、一時は心理的節目の18000ポイントを超えた。3日発表の10月の米雇用統計が弱い結果となり、米長期金利の低下が続いたことで、投資家が運用リスクを取りやすくなった。

　個別では、大型ネット株の美団（03690）が買われて相場の上昇を主導。不動産株の龍湖集団（00960）と碧桂園服務（06098）、医薬品関連の薬明生物技術（02269）、中国生物製薬（01177）、石薬集団（01093）の上昇が目立つ。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技（02382）、ビール大手の華潤ビール（00291）も高い。半面、エネルギー資源株のペトロチャイナ（00857）、CNOOC（00883）、中国神華能源（01088）が売られた。アルミメーカーの中国宏橋（01378）は大幅安。

ハンセン指数
　引値：17962.64ポイント
　前日比：298.52ポイント
　騰落率：1.69％

中国企業指数
　引値：6171.74ポイント
　前日比：119.43ポイント
　騰落率：1.97％

レッドチップ指数
　引値：3438.37ポイント
　前日比：40.71ポイント
　騰落率：1.20％

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