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3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.71%高の3030.80ポイントだった。深セン成分指数は1.22%高の9853.89ポイントと4日ぶりに反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8095億4700万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、序盤に上げ幅を拡大。一時は上昇率が1%を超えた。前日のNY市場で、米連邦準備理事会(FRB)による利上げの打ち止めが近いとの観測が浮上して米長期金利が低下したことから、投資家が運用リスクを取りやすくなったもよう。ただ、中国景気の先行き不透明感が根強いなか、中盤以降は上値の重さが目立った。 セクター別では、電機が全面高だったほか、半導体と電子化学品、電子部品が大きく買われた。中国の工業情報化部が2日に公表したヒューマノイド(ヒト型ロボット)開発支援策を材料に、買いが膨らんだ。一方、鉄道、不動産、化学製薬、鉄鋼が下げた。 A株市場では、スマートフォン用光電子部品大手の欧菲光集団(002456)がストップ高を付けた。ハイテク株の上昇が目立ち、歌爾(002241)、科大訊飛(002230)、用友網絡科技(600588)、三安光電(600703)が買われた。免税店運営の中国旅遊集団中免(601888)、調味料メーカーの仏山市海天調味食品(603288)も高い。一方、鉄鋼・非鉄株の中国アルミ(601600)、宝山鋼鉄(600019)、アンガン・スチール(000898)がそろって下落。銀行株の中国銀行(601988)、中国農業銀行(601288)、中信銀行(601998)、中国工商銀行(601398)も下げた。 上海B株指数は0.84%高の229.66ポイント、深センB株指数は1.19%高の1053.04ポイントとともに4日ぶりに反発した。 |
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上海総合指数
引値:3030.80ポイント 前日比:21.39ポイント 騰落率:0.71% 上海B株指数 引値:229.66ポイント 前日比:1.92ポイント 騰落率:0.84% 深セン成分指数 引値:9853.89ポイント 前日比:119.12ポイント 騰落率:1.22% 深センB株指数 引値:1053.04ポイント 前日比:12.40ポイント 騰落率:1.19% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3584.14ポイント 前日比:29.95ポイント 騰落率:0.84% |
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3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に続伸。前場終値は前日比2.07%高の17586.78ポイントだった。中国企業指数は1.85%高の6020.23ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で482億2000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株高を好感しプラス圏で堅調に推移した。弱い経済指標を受けて米国債利回りが低下し、利上げサイクルの終了期待が強まり、香港市場でも買いが広がった。きょうの中国本土市場が上昇したことも投資家心理を強気に傾けた。 個別では、23年7−9月期の新契約価値が35%増だったと発表したAIAグループ(01299)が3%超上昇したほか、JDドットコム(09618)やテンセント(00700)も買われて指数を押し上げた。新創建集団(00659)に対するTOBへの応募を株主総会で承認したと発表した新世界発展(00017)は4%超上昇。中国生物製薬(01177)や中升集団(00881)、李寧(02331)などの上昇も目立った。半面、紫金鉱業集団(02899)や万洲国際(00288)が売られた。 |
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