■午後0時までの記事一覧：

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【中国】人民元の3日の基準値は1米ドル＝7.1796元、前日比で0.001％元高
【中国】北京友宝在線科技の初値は12.5HKドル、公開価格比20.8％高
【中国】財新中国サービス業PMI、10月は50.4　前月から0.2ポイント上昇

　3日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発して始まった。前日は下値のめどとして意識される3000ポイントに迫る水準で終えただけに、割安感に注目した買いが入りやすい。前日のNY市場で、米連邦公開市場委員会（FOMC）による利上げの打ち止めが近いとの観測が浮上し、米長期金利が低下したことで投資家が運用リスクを取りやすくなったもよう。

　指数は日本時間午前10時48分現在、前日比0.38％高の3020.90ポイントで推移している。セクター別では、電機や通信機器、コンシューマーエレクトロニクスが高い。一方、ゲーム、自動車、不動産開発が売られている。

　3日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日のNY市場で主要3指数がそろって続伸した流れを引き継いだ。弱い経済指標を受けて米国債利回りが低下し、利上げサイクルの終了期待が高まったことを受け、香港市場でも買いが優勢となっている。ただ、米雇用統計の発表を今晩に控えて様子見ムードも広がっているもよう。

　指数は日本時間午前10時32分現在、前日比1.18％高の17433.84ポイントで推移している。個別では、アリババ集団（09988）や中国平安保険（02318）が買われて指数を押し上げているほか、李寧（02331）や申洲国際集団（02313）の上昇も目立つ。半面、中升集団（00881）やトリップ・ドットコム（09961）が売られている。