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指数: 15分ディレイ
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1日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.04%高の17119.12ポイントだった。中国企業指数は0.02%安の5860.39ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で379億9000万HKドルだった。
ハンセン指数は小高く寄り付いた後、方向感を欠く展開となった。英IHSマークイットが午前に発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は、市場予想に反して景況感の分かれ目である50を割り込んだ。中国景気の減速懸念が相場の重荷となったが、心理的節目の17000ポイント付近では買い戻しが入り、指数を押し上げた。前日の米株高も投資家心理を支えた。 個別では、英金融大手のHSBC(00005)が買われて相場を支えた。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)とスポーツ用品の李寧(02331)が大幅高。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)は反発した。一方、特海国際(09658)から日本ホテル事業会社を買収すると発表した海底撈国際(06862)が11%近く下落。ハイテク株の舜宇光学科技(02382)、レノボグループ(00992)は大幅に続落した。 |
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ハンセン指数
引値:17119.12ポイント 前日比:6.64ポイント 騰落率:0.04% 中国企業指数 引値:5860.39ポイント 前日比:-1.35ポイント 騰落率:-0.02% レッドチップ指数 引値:3367.81ポイント 前日比:14.59ポイント 騰落率:0.44% |
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1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.16%高の3023.64ポイントだった。深セン成分指数は0.24%安の9839.72ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5284億3800万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、序盤に上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈む場面もあった。朝方に発表された10月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.5となり、市場予想の50.8を大幅に下回った。前月から1.1ポイント低下し、3カ月ぶりに50を割り込んだことから、景況感の悪化への懸念が重荷となった。ただ、中国政府系資金による相場の買い支えや、当局の景気対策への期待が根強く、下値の堅さを確認すると再びプラス圏へ浮上した。 セクター別では、風力発電設備が全面高。ゲーム、自動車部品、酒造も高い。半面、保険が全面安となったほか、貴金属、製薬、バッテリー素材などが下げた。 上海B株指数は0.04%高の230.11ポイント、深センB株指数は0.12%安の1053.98ポイント。 |
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