マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
週明け30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比0.28%安の17349.36ポイントだった。中国企業指数は0.99%安の5919.55ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で512億5000万HKドル。
ハンセン指数はおおむねマイナス圏で推移して前場の取引を終えた。イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでの地上作戦を拡大していると伝わり、中東情勢が一段と悪化するとの警戒感から運用リスクを避ける売りが出た。ただ、中国で31日に10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が公表されるとあって様子見気分が強い。ハンセン指数は10日移動平均(前引け時点で17348.38ポイント)を割り込むと下げ渋った。 個別では、本土系金融株の中国工商銀行(01398)、中国建設銀行(00939)、招商銀行(03968)、中国平安保険(02318)の下げが目立った。中国石油メジャーのペトロチャイナ(00857)、シノペック(00386)、CNOOC(00883)もそろって売られた。都市ガスの新奥能源(02688)、医薬品卸売りの国薬控股(01099)は大幅に反落した。半面、製薬の中国生物製薬(01177)と翰森製薬(03692)、医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)が高い。ハイテク株の舜宇光学科技(02382)、SMIC(00981)、金鉱株の紫金鉱業集団(02899)も買われた。 |
|
||
ハンセン指数
引値:17349.36ポイント 前日比:-49.37ポイント 騰落率:-0.28% 中国企業指数 引値:5919.55ポイント 前日比:-59.46ポイント 騰落率:-0.99% レッドチップ指数 引値:3395.55ポイント 前日比:-28.53ポイント 騰落率:-0.83% |
|
||
週明け30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。前場終値は前営業日比0.17%高の3022.90ポイントだった。深セン成分指数は1.53%高の9920.09ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6543億9900万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移したが、前引け間際にプラス圏に浮上した。指数は前週末まで4日続伸し、18日以来の高値を付けた後とあって、利益確定の売りが広がったほか、中東情勢の一段の緊迫化も警戒された。また、31日に10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が公表されるほか、10月31日−11月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるとあって、様子見ムードも強まった。ただ、「国家隊」と呼ばれる政府系資金による相場下支えへの期待は強く、指数が押し上げられた。セクター別では、半導体や製薬、インターネットサービスなどが買われた半面、保険や銀行、自動車が売られた。 上海B株指数は0.62%高の229.62ポイント、深センB株指数は0.14%高の1060.68ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |