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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.99%高の17213.39ポイントだった。中国企業指数は0.93%高の5913.76ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で424億6000万HKドル。
ハンセン指数はプラス圏で推移した。最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、安く始まった上海総合指数がプラス圏に浮上したことも好感された。ただ、米国の高金利政策の長期化や中東情勢の一段の緊迫化などが警戒され、相場の重しとなった。一方、1−9月期決算を材料に個別物色の動きが活発だった。 個別では、JDドットコム(09618)やアリババ集団(09988)が買われて指数を押し上げたほか、中国生物製薬(01177)や翰森製薬(03692)、SMIC(00981)の上昇も目立った。中国の国家新聞出版署が10月に商用化を認可した国産オンラインゲーム87本のリストに自社ゲームが含まれていたネットイース(09999)も高い。半面、7−9月期決算が99%減益となった中国人寿保険(02628)が下げたほか、信義光能(00968)や中国平安保険(02318)も売られた。前日急落した李寧(02331)は続落した。 |
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ハンセン指数
引値:17213.39ポイント 前日比:168.78ポイント 騰落率:0.99% 中国企業指数 引値:5913.76ポイント 前日比:54.21ポイント 騰落率:0.93% レッドチップ指数 引値:3391.19ポイント 前日比:32.90ポイント 騰落率:0.98% |
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27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比0.35%高の2998.79ポイントだった。深セン成分指数は1.11%高の9672.45ポイントと4日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5725億2100万元だった。
上海総合指数は反落して始まったものの、上げに転じた。ただ、心理的節目の3000ポイントを超える水準では売りが出て、上値を抑えた。中国政府が2023年度の新規国債を1兆元増やすと決めた上、「国家隊」と呼ばれる政府系資金が4大国有銀行株や上場投資信託(ETF)の買い増しを続けると表明したことが、引き続き買い安心感を支えている。年内に開かれる重要政治イベントで経済振興策が打ち出されるとの期待も根強い。 セクター別では、宝飾品とバッテリー素材が全面高のほか、自動車、医療サービス、食品・飲料が買われた。一方、保険、通信、ソフトウエア開発、インターネットサービスが売られた。 上海B株指数は0.27%高の224.72ポイント、深センB株指数は1.01%高の1051.73ポイントとともに反発した。 |
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