上海総合指数
　引値：2977.28ポイント
　前日比：15.04ポイント
　騰落率：0.51％

上海B株指数
　引値：225.15ポイント
　前日比：3.32ポイント
　騰落率：1.5％

深セン成分指数
　引値：9541.28ポイント
　前日比：57.38ポイント
　騰落率：0.61％

深センB株指数
　引値：1045.82ポイント
　前日比：20.34ポイント
　騰落率：1.98％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3504.45ポイント
　前日比：17.32ポイント
　騰落率：0.5％

　25日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸スタート。中国が国債を1兆元増発し、自然災害の被災地の復興に充てると伝わり、景気拡大につながるとの期待から買いが先行している。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.91％高の2989.27ポイントで推移。セクター別では、建設コンサルティング、観光・ホテル、自動車が全面高。セメント、鉄鋼なども買われている。半面、製薬、医薬品販売、医療サービスが安い。

　25日の香港市場でハンセン指数は大幅に反発して始まった。中国が国債を1兆元増発し、自然災害の被災地の復興に充てると伝わり、景気拡大への期待から幅広いセクターで買いが先行。前日のNY市場で、長期金利の低下を背景に株式相場が上昇したことも、地合いの改善につながった。

　指数は始値で心理的節目の17000ポイントを回復し、日本時間午前10時31分現在、前日比2.50％高の17416.59ポイントで推移している。個別では、大型ネット株の美団（03690）、アリババ集団（09988）、JDドットコム（09618）が大きく買われ、相場の上昇を主導。医薬品ネット通販の京東健康（06618）、オンラインゲームのネットイース（09999）も急上昇している。一方、前日大引け後に2023年1−9月期決算を発表した万洲国際（00288）、CNOOC（00883）、チャイナ・ユニコム（00762）が下落している。