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指数: 15分ディレイ
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24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前営業日比0.66%安の17059.33ポイントだった。中国企業指数は0.85%安の5821.65ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で505億2000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、序盤は心理的節目の17000ポイントを割り込む場面もあった。連休中の米中株安が嫌気された。米国の金融引き締めの長期化、中東情勢の緊迫、米中対立の激化、中国経済の先行き不安などの懸念材料が引き続き地合いを圧迫。もっとも、本土市場で上海総合指数が上昇に転じたこともあり、売り一巡後は下げ幅を縮小した。値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きが相場をある程度支えた。 個別では、ガラス大手の信義ガラス(00868)と傘下の信義光能(00968)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、本土不動産株の龍湖集団(00960)が安い。半面、製薬株の翰森製薬(03692)が10%超高と急伸。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)、不動産管理会社の華潤万象生活(01209)も大幅逆行高。 |
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ハンセン指数
引値:17059.33ポイント 前日比:-112.80ポイント 騰落率:-0.66% 中国企業指数 引値:5821.65ポイント 前日比:-50.06ポイント 騰落率:-0.85% レッドチップ指数 引値:3361.08ポイント 前日比:-11.93ポイント 騰落率:-0.35% |
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24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.38%高の2950.53ポイントだった。深セン成分指数は0.24%高の9448.24ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5170億2000万元だった。
上海総合指数は小動きで始まった後、徐々に上げ幅を拡大したが、勢いは続かず、やや上げ幅を縮小して前場の取引を終えた。指数は前日まで4営業日続落し、終値で昨年10月31日以来、約1年ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。また、「国家隊」と呼ばれる中国政府系資金が再びA株市場の買い支えに動き出したことも投資家心理を強気に傾けた。ただ、米国の金融引き締めの長期化や中東情勢の緊迫化などが警戒され、相場の重しとなった。セクター別では、教育や不動産サービス、電子化学品がほぼ全面高となった半面、自動車や銀行、保険が売られた。 上海B株指数は1.14%高の221.50ポイント、深センB株指数は0.39%高の1027.23ポイントだった。 |
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